豆日記

小豆原一朗の日記

お疲れ様でした。

2012年01月16日 | ライブ後
我々パンパンの塔。ブルボンズ、GUDA-GUDAと共に天王寺Fireloopでやってきました。
先日の「ハワイハワイハワイ」もあり、何かと顔を合わせる機会が多い人たちと遠征で一緒なのは修学旅行のようで面白いです。
皆様、ありがとうございました。

そうそう、今月はブルボンズのカトウタクミさんとバンドとソロも合わせて5回も対バンなのです。

僕が初めてカトウタクミさんを見たのは多分6年前くらいで、僕は歌も歌っていなく、当時の彼女と新宿marbleに行った時でした。
見たのは「カトウタクミ&インフルエンザオーケストラ」というアコースティックバンドでのライブでした。
アコースティックバンドといっても、弾き語りをしてるのはタクミさんのみで、周りの4人は座りながら弁当食べたり、かつお節を投げたり、白鳥の舞いを踊ったりしてて、もうそれはそれは異常な光景でした。
僕はそんな光景の中で「キミの犬になる」「ロックンロール以外は全部嘘」という曲を聴き、今まで持っていた「ロックンロール」の概念を打ち砕かれた記憶があります(そして、その後に出てきたTHE ZIPPERZのラッキーさんにも)。

「ロックンロール」という言葉なんて、何十年も使い古された「聴く気が失せる」ジャンルだと思います。
もう概念を打ち砕かれることなんてないんじゃないかな、って思ってた当時でした。
じゃあ、今まで聞いてきたロックンロールとコレは何が違うのか?

ブルボンズのロックンロールは
どうしようもなく、絶望してたのです。

今の日本で鳴るべきロックンロールだと思いました。

僕はそれ以来、
「絶望してるモノ以外は全部嘘」
と、心の奥底に言い聞かせています。
自分の作る曲も然りです。

紅白歌合戦に見られる「キミとボク」だけの狭い狭い陳腐な歌詞にツバを吐き続けたいです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お疲れ様でした。 | トップ | お疲れ様でした。 »
最新の画像もっと見る

ライブ後」カテゴリの最新記事