兵庫県神崎郡神河町新野 現在、11基の水車が 活躍しているようです。 新野地区では元禄6年(1693年)頃から、水路より高い場所にある田んぼに 水を入れるために水車が使われてきました。 全国的に珍しい竹枠式の構造で、非常に軽く、乾いていれば2人で運ぶことも 出来ます。 昭和30年代までは18基の水車が並んでいましたが、昭和50年代には 3基まで減ってしまいました。 そこで、地域の伝統文化を後世に残すため、熟練者の指導のもと地域住民の 手で水車作成、維持管理、補修などを行っています。