

大日堂の御本尊は平安時代に作られた石造の胎蔵界大日如来で、付近の山中から発見された花頂院の遺仏と伝えられる。




碑のあるところに埋もれていたものを、お堂を造り安置しています。





京都の夜景スポットと言えば「将軍塚」っていいますが、東山ドライブウェイ頂上の無料駐車場の小さな展望台は「将軍塚」ではありません。
本当の将軍塚は駐車場から北へ100m程行くと、青蓮院の飛地境内の「将軍塚大日堂」があります。
その中の大展望台から京都全市街が一望できます。

将軍塚
794年(延暦13)桓武天皇が平安遷都に際し王城鎮護のため造られた、直径約20メートル、高さ約2メートルの塚です。
高さ8尺(約2.5メートル)の土人形に鉄の甲冑を着せ、弓矢を持たせた将軍を京都の方を向けて埋めてあると「保元物語」「平家物語」などにあります。

また征夷大将軍坂上田村麻呂ゆかりとする伝説も。
平安末期以後、天下に異変があるときは必ずこの塚が鳴動して前兆をあらわすという伝説が生まれ、「源平盛衰記」によると、源頼朝挙兵の前年、治承3年7月には、三度にわたってこの塚が鳴動し、ついでまもなく大地震が起ったといいます。
また、延元年間(1338年頃)には新田義貞がここに陣を敷いて足利尊氏の軍を敗り、また近くは太平洋戦争にここが高射砲の陣地にもなりました。

■開催時間
18:00~22:00(21:30受付終了)
※昼夜入れ替え制となっております。
■拝観料金
個人:大人800円 小中高生400円
団体(30名以上):大人700円 小中高生300円
寺院団体(10名以上)700円
■拝観時間: 9:00~17:00 (16:30受付終了)
※春・秋に夜間ライトアップを開催しています
アクセス :地下鉄東西線『蹴上』駅から徒歩30-40分。
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