京の一枚

京都紅葉100シリーズ寺社 禅刹の天龍寺 NO.12


天龍寺




紅葉静かなる禅刹の魅力があふれる庭


嵐山のにぎわいを遮断するように、天龍寺は静寂に包まれる妙智院の前を通り、放生池を過ぎると、参道に、法堂へと延びる、室町幕府を開いた足利尊氏が、後醍醐天皇の冥福を祈るため、夢窓疎石を開山として「1339」年創建した。


正式には[霊亀山天龍資聖禅寺]なお天龍寺は8度の火災に遭っている。


最後は1864年7月19日の事で、蛤御門の変により火を受け消失した。


以後再建され、禅刹の歴史を刻んでいる。


現在の諸堂は明冶以後の再建であるが、禅宗寺院の主要の建物である三門、仏殿はまだ再建されていない。


釈迦は東に向かって東西一直線に並び、その両側に塔頭八ヶ寺が立つ。


夢窓疎石が築いた庭園は、嵐山を借景にした池泉回遊式庭園で州浜形の汀と島を配した方丈前庭は白砂と松のコントラスが鮮やかだ。


この方丈庭園は史跡・特別名勝に指定された第一番目である。




[世界遺産に登録]




見どころ




宝厳院


2003年に140年ぶりに特別公開となつた天龍寺塔頭。


嵐山借景とした枯山庭園には220本を越える楓があり穴場的紅葉の名所。


天龍寺のご案内


拝観時間


8:30~17:30(10/21~3/20は~17:00)


拝観料


庭園500円 諸堂拝観100円増


P  有り


電話 075-881-1235


アクセス


JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車徒歩10分


京福電鉄嵐山線「嵐山駅」下車徒歩3分






天龍寺を訪ねたら行ってみるべき寺


常寂光寺「じょうじゃっこうじ」


二尊院・祇王寺・滝口寺













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