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京の一枚

京都 大覚寺 嵯峨菊展

大覚寺(だいかくじ)は真言宗・大覚寺派の大本山。
多くの観光スポットが集まる嵐山・嵯峨野エリアの端っこにあります。



そんな大覚寺は旧嵯峨御所と呼ばれ、京都に多い皇室ゆかりの門跡寺院の一つ。
茶筅を立てたような可憐な姿の嵯峨菊が600鉢も勢ぞろいする姿は見事なもの。
江戸期に品種の改良が進んだ古典菊の一種で、全国から多くのファンが集います。


京都で11月といえばやはり紅葉がメインで花は乏しい季節。
そんな中、大覚寺では11月の一か月間「嵯峨菊展」を開催、旧嵯峨御所と呼ばれる大覚寺ならではの王朝の菊に例年多くの観光客が訪れます。


旧嵯峨御所大覚寺には、嵯峨天皇が菊を手折られて殿中の瓶にいけられたところ、その菊に自ずと天地人三才の姿が備わっていた事に感動され、「爾今花を賞ずる者はこれを範とすべし」と仰せになられた事が寺伝として伝わっております。

嵯峨菊は、嵯峨野の風土が育んだ独特の瀟洒な姿・咲き方をしています。
その嵯峨菊を、3本寄せ植えにして、一鉢の中に花を3輪、5輪、7輪と咲かせ、葉には春夏秋冬の四季を表す仕立て方にして、大宮人の御渡りになる際の目線から見て丁度見頃の高さ約2mに揃える、という超絶技の仕立て方になっています。



■場 所:大覚寺
■期 間:11/1~/30(※毎年同じ日程です)
■時 間:9~16時半
■アクセス:市バス28「大覚寺」またはJR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約20分
■お問合せ:075-871-0071
■詳細ページ:https://www.daikakuji.or.jp/


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