白い光に包まれて
うっとりと目覚める朝
人知れず場所についた
密かなしるし
それを
愛しく思うか
厭わしく思うかは
つけられた人の
想いによる
震えるぐらいの歓喜か
震えるぐらいの嫌悪か
同じ人につけられた
同じ場所につけられた
しるしなのに
心は流れゆく
体は変わりゆく
それはそういうもの
だけれど
受け容れがたいもの
断ち切られた想い
生まれる黒い蛇
黒い蛇は
自らの中にとぐろを巻くのか
相手に牙を剥くのか
どちらも苦しい
どちらも哀しい
人知れず場所についた
密かなしるし
今は
なにも考えないで
甘いしるしに
キスをする
うっとりと目覚める朝
人知れず場所についた
密かなしるし
それを
愛しく思うか
厭わしく思うかは
つけられた人の
想いによる
震えるぐらいの歓喜か
震えるぐらいの嫌悪か
同じ人につけられた
同じ場所につけられた
しるしなのに
心は流れゆく
体は変わりゆく
それはそういうもの
だけれど
受け容れがたいもの
断ち切られた想い
生まれる黒い蛇
黒い蛇は
自らの中にとぐろを巻くのか
相手に牙を剥くのか
どちらも苦しい
どちらも哀しい
人知れず場所についた
密かなしるし
今は
なにも考えないで
甘いしるしに
キスをする