涼しい風が吹く
虫の音が聞こえる
蝉のにぎやかな声は消え
コオロギの優しげな声
いつの間に入れ替わったのか
浮世の慌ただしさに踊らされて
たくさんの重荷に潰されそうになって
身を守るための鎧に潰されそうになって
イライラして
トゲトゲして
実りの秋すら
忘れていた
カラスが鳴いている
早朝のカラスは
街の王だ
丸い
冷静な目で
辺りを睥睨している
そんな
小さな面白ささえ
認めることができなかった
朝の光に
薄いヴェールが
かかるようになった
秋の朝だ
虫の音が聞こえる
蝉のにぎやかな声は消え
コオロギの優しげな声
いつの間に入れ替わったのか
浮世の慌ただしさに踊らされて
たくさんの重荷に潰されそうになって
身を守るための鎧に潰されそうになって
イライラして
トゲトゲして
実りの秋すら
忘れていた
カラスが鳴いている
早朝のカラスは
街の王だ
丸い
冷静な目で
辺りを睥睨している
そんな
小さな面白ささえ
認めることができなかった
朝の光に
薄いヴェールが
かかるようになった
秋の朝だ
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