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同仁斎 備忘録 久保田

中田町 スーラータンメン 麺飯酒家 山茶華

2018年02月19日 14時05分49秒 | 日記
メンハンシュカ サザンカ
麺飯酒家 山茶華
024-941-2641

スーラータンメン


https://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=522

https://tabelog.com/fukushima/A0702/A070201/7003980/
中田町赤沼下永田94-154

 2018.2.17 (SAT)





















漢方薬 虚実 寒熱 中耳炎 蓄膿症(副鼻腔炎)荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

2018年02月15日 10時49分28秒 | 日記





漢方薬 証 虚実 寒熱

実 体力 強
虚 体力 弱



代謝が低めで熱感がない





実証
体格・骨格がガッチリしていて、筋肉量も多く、胃腸が丈夫な方。



虚証
体格・骨格が弱々しく、筋肉量も少なく、胃腸虚弱な方。

虚実間証
体格・骨格、筋肉量が普通で、胃腸も問題ない方。



陽証
冷たい飲み物や寒冷刺激を好む方、風邪で熱が出た時、身体が熱くなる方

陰証
温かい飲み物や温暖刺激を好む方、風邪で熱が出た時に寒くなる方


気虚…気の量が不足し活力が低下している状態


気逆…気が上へと逆流している状態


気うつ(気滞)…気の流れが悪くなっている状態

瘀血…血流が悪くなり停滞している状態

血虚…血の量や機能が低下している状態

水滞(水毒)…余分な体液が体内に溜まった状態


肺寒とは、体質的に冷え症であるとか、外から冷えや寒さを受けるなど、からだが冷えた状態になって発生する咳をいいます。症状は、水様性のたんや鼻水など、分泌物がうすいのが特徴です。冷えると症状が悪化する傾向にあります。


肺熱は、体質的に炎症をもちやすいとか、ウイルスや細菌の影響で肺が熱をもつことによって起こる咳を指します。痰が黄色く粘り気を帯びているのが特徴で、温まると症状が出やすくなります。



虚証

(1)肺気虚:〈主証〉声も小さく、ボソボソとしゃべる。 顔色がすぐれず、いつも疲れている。 風を嫌い、寒がりで、すぐ風邪を引いてしまう。 治療法は、黄耆を含む補中益気湯や玉屏風散などを用います。

(2)肺陰虚:〈主証〉乾いた咳をする。 痰はあってもその量は少なく、粘っこい。 常にノドがカラカラに乾き、声はかすれてしまう。 身体はやせている。 舌は赤い。




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加味帰脾湯
. 鼻すすり型耳管開放症(耳管閉鎖不全症)自声強聴

虚実:虚証
寒熱:寒証
代謝が低めで熱感がない

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荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
. 「体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているもの」
. 慢性的に鼻づまりがあるという方
. 蓄膿症(副鼻腔炎)でお悩みの方
. 慢性鼻炎でお悩みの方
. 扁桃炎やにきび

「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」は、
顔の色が浅黒く、手足の裏に脂汗をかきやすい方の、蓄膿症や慢性の鼻炎、扁桃炎あるいはにきび等に用いられます。

併発疾患 扁桃腺炎、中耳炎、にきび、皮膚が乾燥傾向で湿疹皮膚炎を併発する

虚実間証(体力や体格は普通で反応も通常の範囲の人)に有効

「両耳腫痛する者を治す。腎経風熱有るなり」とあり,同鼻病には「鼻渊,胆熱を脳に移すを治するなり」

慢性鼻炎, 慢性扁桃炎, 慢性副鼻腔炎, 前房蓄膿, 顔面挫創

少陽病期の虚実間証で,皮膚が浅黒く,筋肉質で化膿傾向があり,手掌足蹠に汗をかきやすく,顔面や耳介,咽頭,上気道の炎症性疾患,特に慢性化したものにもちいられる


血虚
貧血、皮膚の乾燥、脱毛、血行不良など

血が足りない(血虚)
 =血はつくれたとしても生理、出産、授乳などで失う量も多く、血の量が不足。婦人科系のトラブルが多く、心の状態としては不安感が強い。



TJ-50 熱証・中間証タイプで、慢性副鼻腔炎、慢性扁桃炎、慢性湿疹の場合に用いる

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辛夷清肺湯
後鼻漏 粘稠性の鼻汁がのどに落ちる後鼻漏(コウビロウ)に伴う咳嗽がある

鼻疾患(粘稠性鼻汁、鼻づまりを伴う慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎)を主体にして後鼻漏に伴う咳嗽、

粘稠性の膿性鼻汁、鼻周辺の熱感、鼻閉感を伴う慢性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)に用いられます。
 また、粘稠性の鼻汁がのどに落ちる後鼻漏(コウビロウ)に伴う咳嗽や粘稠の喀痰を伴う副鼻腔気管支症候群にも適します。



少陽病期の虚実間証で,肺と気道に熱があって津液が枯燥した状態にあり,鼻閉や膿性鼻漏,後鼻漏などの鼻症状を目標に用いられる

副鼻腔炎,肥厚性鼻炎,慢性鼻炎,鼻ポリープ

勿語薬室方函口訣には「脳漏・鼻淵・鼻中肉,或は鼻不聞香臭等の症,凡て熱毒に屬する者に用て効あり。脳漏鼻淵は大抵葛根湯加川大黄或は頭風神方に化毒丸を兼用して治すれども,熱毒あり疼痛甚しき者は,此方に非れは治すること能はず」とある


肺熱は、体質的に炎症をもちやすいとか、ウイルスや細菌の影響で肺が熱をもつことによって起こる咳を指します。痰が黄色く粘り気を帯びているのが特徴で、温まると症状が出やすくなります。


肺陰虚:〈主証〉乾いた咳をする。 痰はあってもその量は少なく、粘っこい。 常にノドがカラカラに乾き、声はかすれてしまう。 身体はやせている。 舌は赤い。


TJ-104 虚実中間証で、慢性副鼻腔炎、鼻から喉の奥にかけて熱感を伴う場合に用いる


虚実間証(体力や体格は普通で反応も通常の範囲の人)に有効







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小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

寒証

体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症

「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」は、
くしゃみ、鼻水を伴うかぜや鼻炎、薄い水のようなたんを伴ったせきや、
ゼーゼーと喘音がしたり、ゴロゴロとたんのつまった音を伴う気管支炎、気管支ぜんそく等に使われます。

TJ-19 実証と虚証の中間のタイプに有効であり、花粉症患者の8割に有効である。くしゃみ、鼻水、泡沫水様の痰を伴う咳、鼻炎に効く



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葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」は、
鼻や顔面を中心に上半身の体表部の血液循環を促進させ、うっ血を除く作用があります。
また、長引いて慢性化した鼻炎、蓄膿症に効果があります。

TJ-2 熱証・実証タイプで、慢性副鼻腔炎、頭痛、肩こりの場合に用いる

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桂枝茯苓丸−へそ左斜め下に抵抗と圧痛があり、慢性副鼻腔炎が治らない場合に




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十味敗毒湯−アレルギー体質の人の蓄膿症に

苓桂朮甘湯−胃アトニーがあり、立ちくらみのしやすい人に

◇半夏白朮天麻湯−胃アトニー、頭痛、めまいのある虚証の人に

◇川芎茶調散−頭・目の周囲の痛みがあり、鼻づまりのひどい人に




滲出性中耳炎
. 葛根湯加川辛夷

急性中耳炎
. 小柴胡湯

慢性の中耳炎 慢性的な炎症
. 十味敗毒湯(じゅうみばいどくとう)




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まっ赤な顔をして暑がっている状態が「陽」の病態
発熱がほとんどなく青白い顔をして寒がっている状態が「陰」です。

暑がりの汗かきで体温も高めの人は「陽性」
寒がりで汗をかかず体温も低めの人は「陰性」の体質といえます。


陰の状態〔陰証(いんしょう)〕はからだが冷えて新陳代謝が低下した状態ですので「温める」薬を用い、
陽の状態(陽証)はからだに炎症などがあるために新陳代謝が亢進(こうしん)した状態ですので「冷やす」薬を用います。

闘う力が弱く、空虚な状態が「虚」であり、
充実した状態を「実」といいます。



【実証】

葛根湯(かっこんとう)
自然発汗がなく、頭痛、発熱、寒け、肩こりなどの症状がある人に用いられます。
葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
鼻づまり、鼻汁、鼻汁がのどに回る、肩こり、頭痛、頭重などの症状がある人に用いられます。

【虚実間証】

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
水っぽいたんや鼻汁、せき、呼吸困難、尿量減少、むくみ、胃内停水などの症状がある人に用いられます。
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
鼻閉、鼻汁、後鼻漏、鼻のなかの乾燥・熱感などのある人に用いられます。

【虚証】

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
微熱、寒け、頭痛、めまい、手足の冷え、全身倦怠感、せき、たんなどの症状がある人に用いられます。
苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
喘鳴(呼吸のたびにゼーゼーヒューヒューという)、むくみ、動悸、息切れ、胃腸虚弱、冷え、貧血などの症状がある人に用いられます。




気の量が不足した病態を「気虚(ききょ)」と呼びますが、
気力がなく、すぐにかぜをひく、内臓が下垂するなどの症状をあらわします。

気が上半身に集中してバランスがくずれた病態を「気逆(きぎゃく)」といいます。

気の巡りに障害が起こり、のどのあたりにとどこおったり、
腹部にとどこおった病態を「気鬱(きうつ)」といいます。


「血(けつ)」は気が液化し、赤色となったものです。
身体の構造を維持するはたらきをします。
血の量に不足をきたすと、あかぎれや皮膚の荒れ、こむらがえり、肝臓の線維化などが起こります。


血の流通がスムーズでない病態を「お血(おけつ)」と呼びます。


「水(すい)」は気が液化したもので、無色のものをいいます。
体内にバランスよく分布するものですが、このバランスのくずれた病態を「水毒(すいどく)」と呼びます。
浮腫(ふしゅ)、めまい、水様の鼻汁、関節液の貯留などの症状をあらわします。







・肺臓…呼吸によって天空の気を取り込むとともに、憂いの感情をコントロールします。
その失調によって、元気がなくなり、憂鬱、悲しみの感情があらわれます。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、清肺湯(せいはいとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などはこの失調を改善します。