子煩悩な煩悩

煩悩の消化の為の独り言、自分自身の心のサプリメント。

ロシアンブルーのシアン君。その7【理由】

2004-12-18 02:00:08 | 
出先から戻ってくると、いつものようにシアンに絡まれる・・・
『わかった、わかった、なんか持ってくるよ・・・』
部屋に戻ると、猫用のエサがない・・・冷蔵庫を開け・・・
『塩分気になるけど・・・これで、いいや・・・』

階段を降りてゆくと、そこに、40歳前後の女性がいました。
その女性の足元には、アルミホイルに入った猫用の生タイプのエサ・・・
それを、一生懸命に食べるシアン・・
『あっ・・・この子にエサですか?』と、女性に聞かれ、恥ずかしくなりました。
私の手には、カニかまが、2本握られていたからです。
『あっ・・・えぇ・・・』
シアンは相変わらず。ガツガツ食べてます。

変な空気の後、女性が語り始めました。
『この猫、ここからチョット行ったところの○○さんの猫だったんですよ・・・』
『えっ・・・』初めて知りました・・・。
『この子、元飼い主のところで、トータルで16匹も子供産んだんですよ。
でも、親戚、知り合いにも子猫たちは、行き渡って、もう、これ以上
産んじゃうと困る、って言う事で、避妊手術して子供出来ない様にしたのね
でも、それが、この子には気に食わなかったのか・・・家を出ちゃったの・・・』

『・・・・・』初めて知りました。この猫の過去・・・

『元の飼い主もよく、ここに、この猫に会いに来るけど・・・
この子、近寄らないのよね・・・』
『・・・』
シアンは、エサを食べ終えると、ゆっくりと何処かに歩いていきました。

たまに塀の上で、遠くを見つめるシアンを見かけてました・・・
『あいつ、なに考えてるんだろう・・・』と思ってましたが、
シアンにも、色々あったんですね・・・

         続きは、きっと明日

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