ロシアンブルーのシアン君。その８【主従関係】

犬は、昔から群れで行動していたので、主従関係、上下関係があります。
猫は・・・仲間意識しかないと思います。（それも怪しい・・）
犬がお腹を見せるのは服従ですが、猫がお腹を見せるのは、『遊ぼうよ！』の意味です。
アントニオ・ホドリコ・ノゲイラと同じで、寝技に引き込もうとしているわけです。
私は、まんまと引き込まれるタイプです（＾＾；

ある日、ビルの階段を降りていくと、何かが・・・ゲッ！・・・『ねずみの死骸だ・・・』
シアンの仕業なのは、すぐに判りました。
また、数日後・・・また、階段を降りきったところに『ねずみの死骸だ・・・』
また、数日後・・・うわ！階段を降りきったところに『ねずみの死骸だ・・・』
また、数日後・・・うぎゃ階段を降りきったところに『ねずみの死骸だ・・・』
こんな事が数回続いて、『何故？』と考えました。
それで、ある法則が存在しているのに気づきました。
カニかまを、あげた次の日だ・・・

で、考えた末の結論、ペットを飼っている人なら、まずあげる事のないであろう
カニかま！私は、たまに与えていました。どうやら、シアンは、カニかまが
すごく、お気に入りだったみたいです。（未経験の味なので・・・）
で、冒頭の話・・・主従関係ではない猫と私・・・
シアンからしてみたら、私は仲間らしいのです。それで、
美味しい食べ物を、貰ったからには、あっしもアンタに与えましょう・・・
って感じで・・・ん！？

『食べろってか！・・・？』

どうやら、私はシアンにエサを貰ってたようです・・・・。

そんな事が続いたある日、出先からビルに戻ると
大家さんが、掃除してました。
『こんにちは！』私は、挨拶しました。
『・・・・・・』大家さんは、黙ったままです。
聞こえなかったのかなと、考え、階段を登ろうとした時
『たぶさん！あなたがエサを与えるからですよ！！』大家さんは怒ってました。
（エサを与えていたのは、バレバレでした）
ちりとりの中には、ねずみの死骸・・・
『どうにかしてもらわないと・・・それが、出来ないのなら
出てってもらいますから！』
『・・・・え゛・・・』
猫に『ねずみ獲るなよ！』と言っても通じません・・・
私が、迷い人間になりそうです。

　　　　　　続きは、きっと明日