対象:
1.台湾語、繁体中国語を学習したい日本人
2.日本語を学習したい台湾留学生
3.国際交流意欲ある人
日時:2005.12.25午後2-5時
場所:札幌市豊平区国際学生会館一階(地下鉄東豊線学園前駅2番出口すぐ前)
費用:無料
内容:
1.自己紹介
①名前
②語学(台湾語、中国語、日本語)を勉強したいきっかけは?
③語学レベル:初心者、ベテラン(語学勉強歴など)
④この会への期待は?
⑤他
2.今後の進行方式
①グループで勉強?1対1で勉強?
②共通のテキスト?各自持参のテキスト?FREE TALK?
③当番制?自由出席制?
④場所の確保
⑤他
3、2006年1月末 国際雪合戦のお知らせ
今の頃、出席予定する方
1.日本人の方:5名ぐらい
2.台湾留学生の方:5名ぐらい
他に参加したい方は申し込み不用、直に会場へ 遅刻早退可
1.台湾語、繁体中国語を学習したい日本人
2.日本語を学習したい台湾留学生
3.国際交流意欲ある人
日時:2005.12.25午後2-5時
場所:札幌市豊平区国際学生会館一階(地下鉄東豊線学園前駅2番出口すぐ前)
費用:無料
内容:
1.自己紹介
①名前
②語学(台湾語、中国語、日本語)を勉強したいきっかけは?
③語学レベル:初心者、ベテラン(語学勉強歴など)
④この会への期待は?
⑤他
2.今後の進行方式
①グループで勉強?1対1で勉強?
②共通のテキスト?各自持参のテキスト?FREE TALK?
③当番制?自由出席制?
④場所の確保
⑤他
3、2006年1月末 国際雪合戦のお知らせ
今の頃、出席予定する方
1.日本人の方:5名ぐらい
2.台湾留学生の方:5名ぐらい
他に参加したい方は申し込み不用、直に会場へ 遅刻早退可
9月24日、東京の早稲田大学で、元「台湾の政治犯を救う会」の主催による「台湾50年代白色テロ受難者の話を聞く会」が催され、在日僑胞や支持者、一般受講者を含む約100人が集った。
主催側によれば、今年は第二次大戦終結後60周年にあたり、長い間タブー視されてきた50年代の「白色テロ」の実態が、この数年、徐々に発掘されてきている。昨年は台湾でこの時代を描いたが40回にわたり、ゴールデンアワーで毎晩放映され、大きな反響を呼んだ。この日の催しでは本ドラマのプロデューサー陳城銘氏と受難者の陳勤さん、蔡焜霖さんを迎え、同映画の内容をダイジェストで紹介し、白色テロの実態について話を聞いた。また今年5月17日に政治犯収容キャンプのあった緑島で行われた「人権音楽祭」の様子も映像で紹介された。本講演会は台北駐日文化経済代表処、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会などが協賛した。
開会にあたり、まず長年にわたり台湾の政治犯救済に携わってきた「元台湾の政治犯を救う会」メンバーの三宅清子氏が講演会の主旨を説明し、続いて大島孝一・元「台湾の政治犯を救う会」代表が挨拶、いま白色テロの事実を世に明らかにし、しっかりと受け止めることの大切さを強調した。
当時、みずから台湾の民主化のために奔走していた許世楷・駐日代表も夫人とともにこの会に駆けつけた。許代表は、これまで人権問題に従事してきた代表夫人の盧千惠氏に挨拶を託し、自身は台湾語でそれを通訳した。盧氏は「台湾ではほんの50年前まで政府による弾圧があった。台湾人が孤立無援だったそのときに、三宅さん、大島さんをはじめ台湾のために時間を割き、助けてくれた多くの方々に心からお礼を述べたい。これからは台湾が世界の人々にそのお返しをする番だと私は常に思っており、台湾の若者にもそう伝えている」と述べ、思いを込めて百合の花束を三宅氏に贈呈した。
ドラマ「台湾百合」は、50年代、政治犯専門の収容所として設けられた火焼島(緑島)の監獄が主な舞台となっている。独立のために命を捧げた者もあれば、反政府のビラをたまたま持っていただけで連れてこられた者もいる。何の罪もないのに家族と引き裂かれ、閉じ込められ、銃殺される人々。そのなかで台湾を愛し、賢明に生きようとする人の姿を描いた作品だ。
「台湾百合」ヒロインのモデルとなった陳勤女史は、1950年、国民小学校教員をしていた時、同僚にピアノ室のキーを貸しただけで逮捕され、新婚49日目であったが5年の刑に処せられる。獄中で妊娠を知り、子供の命を守るべくあらゆる苦難に耐え抜き出産、獄中で育児、子供だけは一歳で家族の引取りを許されたという。陳女史は獄中の様子を仔細に語り「なぜ自分がこのような苦しみを受けたのか、なぜ刑を受けたのか今でも分からない」と語った。
司馬遼太郎著『台湾紀行』の「老台北」として知られる蔡焜燦氏の実弟・蔡焜霖氏も、1950年9月に突然逮捕された。国内各地の留置所を転々とした後、台湾省工委会台北電信支部案で10年刑に処せられ、火焼島へ送られる。後に、高校のときに教員の勧めで読書会に参加し、そこで文学論を交わしたことが要因らしいと気づいたという。蔡氏は逮捕後に受けた拷問や監獄での過酷な状況を説明し「一緒に投獄された政治犯たちが理想に燃えており、互いに助け合えたことと、歌を歌って励ましあったのが支えだった。今回、これらのことを日本の方々の前で話すことができ、心からお礼を言いたい」と述べた。
さらに、「台湾百合」プロデューサー・陳銘城氏が、旧政権下の公文書や写真を使って、受難者たちのさまざまなケースを詳細に説明した。陳氏は元自立早報・自立晩報の記者で、行政院文化建設委員会の職員を経て現在「中華テレビ」に勤務。台湾の人権問題をテーマにした執筆をはじめ、緑島人権音楽祭や台北、高雄駅での展示会など多くの企画により、当時の状況を世に訴えている。陳氏は「『台湾百合』は実際の受難者のエピソードに沿って作った作品だ。今後も他のケースを映像化していきたい。陳総統もさきの人権音楽祭に参加され、緑島を人権記念園区展示センターとしてさらに充実させたものにするよう支持された。日本の方々もぜひこうした場所へ足を運んで欲しい」と呼びかけた。
今回の講演では、二人の受難者による体験談と陳銘城氏の多岐に渡る取材報告によって、無辜の市民や若者らが受けた想像を絶する苦しみが直に伝わり、同時にそれを支えた実業家や協力者、さらに彼らへの圧制がつぶさに紹介された。台湾が勝ち得た民主を守り、事実を見極めて平和に繋げようという人々の意思は、5時間にわたる講演を通して受講者の心に響いた。