当地では毎年この時期に「稲屋」という春祭りが行われる
地区内の氏子が神社に参拝して秋に稲が良く実るように豊作を祈る行事である
今日も10時から式典開始、30分の余裕がないと山の上まで登るのはきつい
漸く随身門が見えてきた
本殿広場に到着
コロナ前までは8~10世帯が組となり5組が順番に「稲屋受け」となり
供物の準備などを行い、祭りの後はその年の「宿」と呼ばれる当番宅で
仕出し料理を用意して近隣の住民の親交を温めていた
近年は宿の当番が供物の菓子を組内の世帯に配って歩くだけの
簡単なものになった
今年は拙宅が「宿」当番で参拝の後、供物を持ち帰り
8軒の組の世帯に昼前に配り終えた
なんだか味気なくなったが老齢化でもあり集落の行事も簡素化は仕方ないかな
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