岩手版 がんばる興業 ~ Re×チャレンジ ~

ラチとらいおん

うちの嫁さんがヘルニアの手術で入院したのが、
1月中旬の事でした

その入院中に、子供達に絵本を読んであげようと
ネットで調べていた本を花巻市図書館で借りてきました

それが、


        
この、ラチとらいおん という本です


話の内容を簡単に書くと、
世界いち弱い男の子 ラチ君は、なにをやっても臆病者でした。

犬を見ると逃げ出す
暗い部屋には入れない
友達も怖くて遊べない

そんなラチ君の憧れは大きくて、強いライオンでした

すると、ラチ君の前に小さな赤いライオンが現れました

でも、すごく小さいので、大笑いしてバカにしました。
すると、小さな赤いライオンは、
ラチに飛び掛かり、ラチ君は簡単に負けてしまいました

すると、小さな赤いライオンは、
ぼくがラチ君を強くしてあげよう!!
と話してくれました

それ以来、
ラチ君と小さな赤いライオンは、毎朝、一緒に体操をしました。

ラチ君はその小さなライオンをポケットの中に入れて、
いつも一緒に居るようになりました。


女の子が犬が怖くて泣いていると、
小さな赤いライオンが一緒に居る事を思い出し、
女の子の手を引いて、連れ出してあげました。

暗闇の部屋の中に大切なものを取りに行く時も、
そうだ、小さな赤いライオンが一緒に居るんだ。
と勇気を振り絞って、取りに行くことができました。

そして、とうとうラチ君は相撲で、
小さな赤いライオンに勝つことができました。

友達が悪い子に泣かされていると、
その友達を助ける事もできました。


お礼を言おうとポケットを触ってみたら、
ポケットにはりんごが入っていました。
小さな赤いライオンは居なくなって居たのです

家に帰ってみると、手紙が1枚。

きみはらいおんとおなじくらいつよくなったね。
もう、ぼくがいなくてもだいじょうぶだよ。
ぼくはよわむしのところへいって、
つよいこどもにしてやらなきゃいけないんだ。
ぼくをいつまでもわすれないでくれたまえ。
じゃ、さよなら。


こういう本でした。
ママに読んでもらった息子は涙ぐんでいました。

息子が話したのは2つ。
アトムより、弱い子が居るんだぁ~ と、
らいおんにさよなら言えなかったね。。。

うんうん
こころの優しい、逞しい子に育ってくれたらいいなぁ~



そして、自分もこの小さな赤いライオンが欲しい!!
ポケットではなく、こころの中に・・・。
きっとそれは、人として、自分が譲れないモノなんだろう

譲れない、揺るがない哲学を持ちたい


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