前回、ジャリジャリ感に悩まされた田瀬湖のデカワカサギの丸揚げ。
今回は内臓を取り除く事にした。
だけど、たっぷり卵は無駄にしたくない…、てんで、ツボ抜きを試してみた。
良く、初心者向けの釣り記事なんかで、釣り堀で釣ったニジマスを現場で調理する時に使われる、主に割り箸を使った内臓の処理方法ですね。
いくら巨ワカと言えども、さすがに割り箸ではデカすぎるので、今回はピンセットを使いました。
生臭さが大嫌いなネ申さんが近づけなくて、写真を撮って居ないので文章だけでの説明になりますが
①ワカサギの口を開け、ピンセットを口中の両脇の隙間に差し込む。この時、両側からエラを挟むように通し…
②真っ直ぐ魚体へ挿入。この時点ではピンセットは開いた状態です。体腔の内幅ギリギリで差し込むイメージ。
この際、あまり深く差し込むと卵のうが傷つくので、1~2センチ差し込む感じでOKでした。
③差し込んだなら、ピンセットを開いたままでグルグルと回します。1~3回転位かな。
これでエラと魚体のカマ・ノド部分の膜が魚体から引きはがされたハズ。
④ピンセットでエラを挟んでゆっくり引き出せば、内臓が一緒に着いてくる。うまく行くと腸までスルッと抜けてしまいます。
あんなにデブかった巨ワカも、この作業でペタン娘に(笑)
しかし、調理するとみっちり詰まった卵をジャリジャリ感無く堪能出来て幸せな気持ちになります(笑)
ツボ抜きを行うとワカのから揚げに付き物の、腹部爆裂が無くなるのは発見でしたな。浮き袋がつぶれるからかもね。
ただし、このツボ抜き。魚の鮮度が良くないとうまく行きません。鮮度が悪いと内臓がブツブツ切れてダメなんです。出来る限り生かして置いて帰りに締め、雪で保冷して持ち帰るのがベスト。
生かしておくと言っても、出来ればタッパーなどでは無く生きた湖水、要は貫通させた氷穴で網やザルっぽい生簀を設置して、水が循環するものがベストです。タッパーだとすぐ水が濁りますよね。あれ(体表のヌルや糞尿)で自家中毒みたいなイメージでしょうか。活かしておくと腸内のフンも出て一石二鳥だしね。
今回金属のピンセットの為、内臓引き抜きの際、一回ではうまく引っ張り出せなかったので、竹や滑り止めの付いたザラザラしたタイプなら、もっと簡単にツボ抜き出来そうですな
ま、巨ワカが釣れた際はお試しあれ。
PS:ツボ抜きで検索すると、いろいろな動画や画像が出て来ますので、私の拙い文章でイメージ出来なかった方は、そちらをご覧ください。← 他力本願
しかし、ピンセットとは、よくもまあ~思い付いたものです![E:smile]
ピンセットの場合だと、先の方がストレートではなく、少し曲がった(跳ね上がった)タイプの方が良いですかね?
今年は、もう巨ワカ釣りは無理なので、来年以降に持ち越し?
いや、シロギスで練習できるかも?[E:coldsweats01]
P.S.
エギのカンナではどうでしょう?[E:bleah]
アユの場合、甘露煮で使う技のようですよ。
あとは魚の姿を崩さずに使いたい、マスのムニエルなど…だそうです。
岩洞湖のフルサイズワカでもいけます。まあ、内臓抜く必要性自体ないかもしれませんが[E:smile]
シロギスは口が小さいっすよね~[E:coldsweats01]
いくら沢山有るからって[E:smile]エギは本来の目的に使ってくださいまし[E:bleah]