写真が撮れたので、知ったかさん(笑)
暖かくなってタンポポの黄色い花が目立ってきましたね。
たいていの場合、咲いているタンポポは、外来種の西洋タンポポの場合が多い様です。
はい、これがそうです。
つぼみの下にある総苞片(そうほうへん)と言う部分が、つぼみから離れて反り返っているのが西洋タンポポの目安なそう。
そしてコチラがニホンタンポポです。つぼみの下の総苞片がぴったりと上に向ってくっ付いているのがわかると思います。 これが在来タンポポの特徴です。
ただ在来タンポポだけでも20種類以上有るそうですので、全部がこうなってるかどうか、そこまではわかりませ~ん
数が少なくなっているというニホンタンポポですが、有る所には下の様に集中して生えていたりします。
↑ この範囲は全部在来タンポポです。(タンポポ以外も混じってますが)
手前が在来タンポポ、奥が西洋タンポポです。
同じ場所に生えていると、茎、葉の色合いが違うことが多いので、見つけやすいかも。ただし、おなじ西洋タンポポでも葉の形や色が全然違ってる場合も多いんだよね。紛らわしいのも結構有るし。
こちら花の様子。
上が西洋タンポポ、下がニホンタンポポです。肉眼で見ると色はほとんど同一ですが、写真に撮るとニホンタンポポの方が色合いが薄く写ってますね。それに少し花びらの数が少なめ。
調べたところによると、ニホンタンポポは自家受粉では受精せず、必ず他の株の花粉が虫によって運ばれて来ないとダメなそう。こういうのは林檎とか梅の木でも良くありますが、自家不和合というのだそうです。つまり近くに他の株が無いと花は咲いても種が出来ない。
それに対して西洋タンポポは花粉自体が存在せず(雄しべは有るらしいけど)、めしべ単体で種が作られるのだそうで、これが大繁殖出来る要因になっているようです。(ミステリークレイフィッシュみたいですな。)
で、ニホンタンポポが西洋タンポポに駆逐されていると言われていますが、実はニホンタンポポ自体はそう減少している訳でも無く、西洋タンポポのあまりにも強力な繁殖力の故、相対的に数が少なく見えるだけ…と言うお話も有ります。まあ、直接的に肥料分を奪い合ったり、日陰にしたりで競合してる場合もあるでしょうけど。
そして、双方の特徴を併せ持つ交雑種もかなり見られるらしいですが、かたや花粉を持たない西洋タンポポ。そして他の株の花粉が無いと受精しないニホンタンポポがどうやったら交雑出来るのか?と疑問に思うのは自分だけでは無いんじゃなイカ?
タンポポだけで200種類とも言われているらしいので、それらの中では交雑も有るんでしょうね~。先に出した、紛らわしい西洋タンポポも交雑種だったりして~。多くの野菜と同じように。
自宅より、身近な場所かも[E:coldsweats01]
タヌキと[E:cat]の散歩道にはなってますが、[E:dog]はどうかな~?
そうだ、あと、山のホーム(川)にも和タンポポ沢山生えてますよ。
その場所、ひょっとしてワンコ[E:dog]の散歩道でしょうかね?[E:coldsweats01]