仮想空間、仮想の"おまえ"

このサイトと言う
仮想空間でさえ
おまえは
こころに、結構な
壁を、作りたい

のかも知れない
例えば、おまえの
歪んだ上に
脆弱な自我を
この仮想空間でさえ
守っていたい、とか
ただ、そうなると
その非協調性は
ますます、浮いた感じだな
それなのに、読み漁りで
読みたいなって、思うのは
おまえにない
あんまり、歪みを感じない
そんなブログなのだと思う
闇も、少し位なら
許容は、出来るけどね
訳の分からない
どうしようもない
自己矛盾だけどね
困ったもんだね
なんでだろう
この意味不明な

始末におえない
内面の混沌は
…でも、そうだね
ここは、仮想空間なんだ
壁なんか、作れない
もちろん、何にもない
おまえは、存在する
つもりなだけ
生身の、仮想空間なんて
もともと、ないんだ
だから、生身の
おまえも、壁も
何にもない
あの、生身のおまえが
感じてしまう
他人の視線も
聞き耳の気配も
微かな息遣いも
仄かな体温❓
みんな、ない
だから、壁なんて
出来ようもない
いや、壁どころか
隔てる空間すらない
何にも、隔てるものはない
だけど、生身のおまえと
生身の相手が
触れ合ことなど
ある筈もない
同じ空間を
共有すらしない
いや、お互い
近くに、存在すらしないから
壁で、隔てようにも
壁を、存在させる
空間すらないんだ
…の、筈だけど
"壁"を、感じるし
その向こうにいる
"相手"も、感じている
お互いの"ある"
空間も、感じているよな
やっぱり…
…そうだね、確かに
みんなある
でも、それは
仮想
ただの仮想…
この、ぽちぽち
スマホを、叩く
この指
指先
生身のおまえ
そして、"おまえ"
その"おまえ"
ただの、仮想の…