プラス勝手に、都市伝説
🙌🙌🙌👏 号外-6 地震編
少し前迄、やっていた公共放送のBSの番組で、『ホットスポット』と言う福山雅治さんが、MCをやっていた番組が、ありましたね。ご覧になった方が、いらっしゃるかも知れません。番組は、その「ホットスポット」を、訪ね歩く訳ですが。その場所は、どこもすべて、まさに、生命、生物の楽園な訳です。
ただ、だから、「ホットスポット」だと言う事でも、ないようでした。「ホットスポット」は、火山噴火や地震など、地球の活動が盛んな地帯でもあるようでした。いや、そんな場所だったら、生命は、根こそぎだろうと、なりますが。そうではないようです。地震や、火山噴火は、生命を、殺戮もしますが、そのエネルギーが、また新たな生命を、生み出すようなのです。その地球の活動、そこから生み出される生命の生と死の豊かな生業全体を、「ホットスポット」と、しているようでした。
そして、我々の日本列島は、世界有数の「ホットスポット」でもあると言うのです。もちろん、その理由は、明白です。日本列島自体が、火山列島であり、地震の巣だからです。そして、だからこそ、その地球の活動の恵みを受けた列島は、生命の楽園、豊かな生態系を、育んできたようなのです。
ただ、何故、地震や、火山噴火などが、多いかという事です。それは、他の「ホットスポット」でも、同じようなことに、なるのでしょうが。日本列島が、プレート境界にあると言う事です。当然、プレート境界で起きる地殻変動は、地震や、火山噴火を、誘発、頻発させることになります。
ただ、上に掲げた図のように、そのプレート境界にある列島だとしても。日本列島は、地球上では、他に例のない環境にあるようなのです。それは、上の図で、一目瞭然な事実です。そうです。日本列島は、4枚ものプレートが、せめぎ合っている地点に、存在しているのです。
北から、東日本を、載せている北米プレート。西から、西日本を載せているユーラシアプレート。東から潜り込んでくる、太平洋プレート。南東から潜り込んでくる、フィリピン海プレート。しかも、その4枚のプレートは、全て、お互い同士も、ぶつかり合っています。
地殻変動による地震。プレート境界から、マグマを、噴き上げてくる火山。日本列島に、多くて、当たり前ですよね。
ですから、我々日本人は、世界に類例のない、最悪とも言えなくもない環境で、暮らしている訳です。ただ、その当たり前に頻発する地震や火山噴火が、必ずしも、生命にとって、負の影響を、常にもたらすものでは、ないようです。天災の破壊のエネルギーは、結果として、そのエネルギーを土台として、新たな生命の芽が、吹くもののようです。日本列島の陸にも、海にも、豊かな生態系は、破壊と再生のサイクルの中で、より豊かさを増していきます。その自然、いのちの豊かさを、享受することで、かなり古い時代から、列島は、人口密度の非常に高い地域になったのでは、ないでしょうか。
歴史的には、凄惨な飢饉の話などが、語られがちです。しかし、近世などを、同時代の世界と、比較すれば。明らかに、日本は、豊かだった筈です。その結果として、18世紀の日本には、人口爆発が,起こったようです。近世には。或いは、それ以前から、日本は、世界でも、指折りの人口を有する国だったのです。
そう考えてくれば、結論は、はっきりしていますね。日本列島は、時として,我々に牙を剥きますが、豊かな自然の恵みで、我々、我々の先祖を,育んできてくれたのです。やはり、豊かなだけではなく,時として峻厳なこの環境を,よく理解し、随い、抱かれるようにして、生きていくとことなのでしょう。
まあ、取り敢えず、地震や,火山噴火の可能性について、よく知っておいた方が良いかな,と思っています。もう少し,続きの話を,書いてみたいと思います。
自分の妄想では、やはり、上記のまだ解明途上の房総沖地震が、怖いですね。津波が、危惧されていますが、当地では、揺れも、相当になる筈です。里山丘陵の裾野の地域で、我が家は,内陸の高台にあります。でも、造成地の地盤は、東日本大震災の時にも、かなり危うかったようです。
自分は,勤務先にいたのですが,家族によると、凄い揺れだったようです。海溝型の地震の揺れは、震源こそ遠く、カットパンチのように、一発で破壊するような直下型の揺れとは違いますが、長く大きく揺れて、深いダメージを残します。また、巨大海溝型地震がきて、長く大きく揺れたら、家屋の倒壊は、免れないと、覚悟しています。
ただ、直下型地震も、もちろん、怖いですね。ある程度の規模地震が、近隣で発生すれば、一発で、家屋は、破壊されます。首都直下地震などと、一括りにされてしまっていますが、都内に関わらず、我が家の近隣地区も含めて、関東南部にも、未知の無数の断層が、存在しているようなのです。
しかも、都市化によって、そんな断層は、崩されたり、埋められていたりして、その場所も、探れなくなってしまっている訳です。我が家のある分譲地のように。とにかく、恐ろしいですね。自分や、貴方の住むその場所の地下に、断層が、隠れているのかも知れません。もし、活動サイクルの数千年に一度、その断層が、動けば。我々は、ひとたまりもありませんね。
to be continued