ただ、ぼんやり
多少、あれやらなきゃ
これをやらなくちゃ
それはある
でも、やらなければ
結構、そのまんまで
やり過ごせたりする
思うようには
身体も、動かない
これで良い
そして、また
どっぷり、ぼんやり
ぼんやりと考えていた
これって、おまえの
夢だったのだろうか
何にも、していなくい
何にも、させられないから
何にも、しなくても良い
子どもの頃から、ずっと
こんな風に、なりたかった
そうだったのかも知れない
多分、おまえは
生きる事に、甲斐はいらない
生きていて、揺蕩っていたい
想いの世界に、浮いていたい
漠然とだけど
きっと、そんな風だった
いつも、いつも
解き放たれて
でも、澱んだまま
ゆらゆら、揺蕩う
想いの世界
それだけでいい
他に欲しいものは
ないような気がする