絶対じゃないだろう
せいぜい、相対
歴史の一時期の彩り
そして、無いも同然
きっと、それは
かみよりも、ほとけよりも
科学教より、先立つ
"何か"
何でもない"何か"
何かが、何でもないから
善と悪を、裏付けるもの
あるとしたら、"何か"で
それは、何でもない
だから、善と悪は
何でもない
無いとも言えないけど
無いも同然
そして、是と非は
善と悪に
その相対に
時代的な彩りに
裏付けられている
そうなのだと思う
だから、相対でしかなくて
何でもなくて
どうでもいいかも知れなくて
無いも同然
でも、おまえは
時代の隅っこ
ただ、彩りの一部で
様々な彩りに染まって
それなりの彩りになって
せいぜいが、その相対
相対に生きて
相対の善と悪
その善と悪に生きる
だから、おまえは
この時代の彩りの
一瞬で消える泡のような
善と悪の相対で
その是非に生きる
そう、生きるしかない
多分だけど
何でも無いことに
どうでも良いけど
そう、生きて行く