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日記、日々の想い 

お婆ちゃん我慢してね!万博'25

 昨日の、BSの討論番組での話。最大野党国会議員と、元府知事弁護士のコメント芸人が、出演していた。そこに、ゲストで、我が国名を冠した城タクシー(株)の社長が、出演していた。
 問題は、この社長と元府知事コメント芸人が、なかなかのお友だちらしいと言うこと。少なくとも、公共の電波上で、言葉だけとは言え、乱闘をするくらいには。
 やあ、社長、素晴らしい。ヘイトスピーチ反対のステッカーを、自社のタクシーに貼らせていた人のなので、ヘイトスピーチは、言論の自由的な右翼の方には、かなりお気に召さないかも知れませんが、社長の言っていることには、色々と一理あると思いました。
 この元府知事コメント芸人が、メディアを、跳梁跋扈していて、なにわ以外では、殆ど支持のない泡沫政党の別働隊的に、責任のない立場で、言いたい放題していることに、うんざりしていた。
 社長曰く、知事が、お婆ちゃんに、声を掛けました。「お婆ちゃん、脚、痛いだろうけど。ごめんね、ちょっと手術待ってね。こんな時期だから。」と。で、その知事の胸に、なにわのEXPO'25のバッジがある。そんなんじゃ、政治の信用性は、得られまんよ。と、言うことらしい。
 お婆ちゃん痛くて、歩けなくて、大変だろうけど、我慢してね。ここで、お婆ちゃんに、我慢して貰って、コロナ病床を確保すれば、府知事のお手柄。次の選挙も、大勝利。どうせ、婆さんなんか、直ぐにあっち逝っちゃうだろうし。心配なのは、EXPOだけ。一儲けしなきゃならないから。今は、口先で誤魔化して、未来も、その時に、口先で誤魔化せばよい、と言うことか。
 社長、コメント芸人が、「国会が、議員が、…」と言うと、その度に、「馬鹿なことを言っている」、と仰る。府知事肝いりのコロナの仮設重症者病棟が、とっくに出来ているが、人手不足で、現在に至っても、満足に運用出来ていないとか。市長が、昨春、防疫用に、雨合羽の寄付を、数十万着集めたらしいが、役に立たない上に置き場にも困っているらしいとか。社長は、具体的な例を挙げつつ、厳しく批判。コメント芸人は、興奮気味に反論しつつ、結局は、国が、国会議員は、と、それだけ。
 府知事、市長など、府政を担う府与党が、いかに、口先だけで、有効な施策を打ってこられなかったかを、暴き出していた。まあ、そりゃ、そうだ。うがい薬の宣伝とか。非常時の都構想住民投票からの第二波。挙げ句、緊急事態宣言の前倒し解除で、前倒し変異種蔓延だから。
 自分は、首都や、首都圏の行政が、素晴らしいとも思っていない。ただ、もっと酷い政治家がやって、酷くなることはあっても、誰がやっても、良くなることは、殆どないと思っている。それは、病床確保などを含めて。医療機関に強制出来ない以上、補助金を出しても、お得意様の扱い易い高齢者受診者を捨てて、どれだけの病院が、引き受けるかと言うことだ。医は仁術なんて、嘘ばっかりだ。所詮、儲からなければ、どうしようもない。リスクばかりで、患者数が、極端に増減する仕事なんて、誰も進んで受ける訳はない。
 だから、行政が、一年、何をしてきたんだ的な意見には、あまり同意出来ない。それで、特に、首都キー局に多い、首都圏駄目、首都圏リーダーの都知事は口先だけを言い募るMCや、コメンテーターに、違和感があった。ただ、それは、まだ良い。うっかりすると、なにわの府知事は、若くて、積極的、素晴らしい的なことを言い出す輩もいる。ええっ?たいして変わらないじゃん。
 そこへ、元府知事コメント芸人が乗り込んできて、なにわは、ああしてます、こうしてます的な、中身のない自慢話を垂れ流す。不快で聞くに堪えなかった。それが、今回の感染爆発で、府知事や、元府知事コメント芸人が、都知事以上に口先だけだと、露呈されてしまったと思う。それを、暴き立ててくれた社長に感謝です。なにわの街にも、良心はあるんだな、と。
 まあ、社長も、市井の一私企業の経営者であるだけだから、勝手な事を言っていると言えなくもないが。ただ、従業員700人を抱えて、バス3台売って、毎月赤字三千万円で、飲食業のようには、公的支援を受けられない企業経営者の話は、やはり重い。
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