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日記、日々の想い 

風景も、花も、愛でない.だけど…

 風景など、じっくり見ようとしない.草花なども、まったく世話をしないから、愛でもしない。のだが…
 このサイトで、他の皆さんのブログを、気儘にあれこれ拝見させて頂いているのだが。何だか、風景、それも、この春に咲き誇る花々を載せられている方々のブログが、とにかく目を引いて、勝手に、どんどんとフォローさせて頂いている。
 何で、なんだろう。妻が、庭いじりが、それなりに好きで、手入れを頑張っているから、任せっきりと言うことが、まずある。かと言って、その丹精している花々に、大して関心を持たない。まあ、面倒くさがり屋で、鑑賞なんてことに、向いていないんだろうな、と思ったりする。でも、ブログに、淋しいから、写真でも載せようと思って、かつて撮った写真を探すと、風景、それも、花々も撮った写真が多い。それを載せてみて、やはりそうもいくまいと、今撮った写真を載せようとすると、庭に出て、妻の育てる花々を撮ることになる。まあ、手っ取り早いからなのだろうが。しかも、横着に、ささっと撮ってお終い。
 でも、撮り溜めた写真は、夢中だった子どもの成長記録の家族写真と劣らず、風景写真が多い。花々の写真も。ブログにあるような、接写して、花を味わうような撮り方は、していないが。やはり、面倒くさがり屋なんだろう。もちろん、自分の名誉として言うと、拝見した皆さんのブログの花々は、自分なりには、味わって見ている。接写写真も。
 花々の名前など、まったく知識の無い自分は、皆さんがお詳しいのに、感心しながら、覚えようとしたりしている。むちろん、覚えるほどの集中力は、無い。
 ただ、そんなブログが、様々に気になったりするのは、多少の審美的な意識や感性は、備わっているのだろう。それと、本音の部分で言えば、ちょっと人間嫌いな性格のせいなのかも知れない。
 しかし、例えば、映画で言うと、エンディングで、画面が完全に終わるまで、見終わらないと気が済まない。妻の方が、映画は、たくさん見ているのだろうが、タイトルバックになると、立とうとするのが、気に入らなくて、文句を言ったことがある。エンディングの音楽も良いから、最後まで聞こうよ、と。
 妻は、油絵を本格的に習った経験があって、展覧会の入選経験もある。だから、美術展を観に行くことも、好きだ。自分も、観るのは、大好きで、好きな画家もそれなりにいるから、かなり頻繁に一緒に行っていた時期があった。今は、自分の脚が悪くなって、出掛けられなくなってしまったが。
 そんな時も、妻と自分の呼吸は、合わない。妻の方が、より美術に近しい人間だと思うのだが、気になる作品をじっくり観ることはあるが、意外とあっさりと、観て行ってしまう。自分は、展示会の冒頭挨拶文から、作品、解説文と、とことん味わい尽くさないと、気が済まない。結果、いつも、二人は、ばらばらになってしまう。随分と先の休憩場所で待ちながら、内心のうんざりを隠して、耐えた顔の妻に、追いつくことになる。
 何か、自分の性格は、度し難いと思えてきた。もっと、バランス良く、時間や労力を使えて、色んなことを上手く楽しめたら、良いのにな、と。そうすれば、植物や、野菜とか、自分でちゃんと育てて、愛でたり、食べたり楽しめるのにな、と。多分、そんな反省は、時々にしてきたから、出来ない、変わらないだろうけど。
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