原初的な信号の交換
例えば、生態系の中で
お互いの生き残り為とか
信号の交換のようなもの
そんなものがあったとして
それは、言葉の
原始なのかも知れない
それが、動物になって
交換す信号が
少しずつ増えて
早くもなり
ひとに近い哺乳類とか
恐竜の子孫の鳥類でも
言葉と言えなくもない
信号の交換をしている
そうした事の
気の遠くなる歴史は
最初がそうだったのが
過程の何処かから
そうなったのだろうか
言葉の宇宙の
ピックバンの始まり
そうして、ひとが
今、こうして
感じている
言葉の宇宙になったのかな
確かに、宇宙だと思う
それは、間違いなく
ひと、一人一人の
生死などとは関係なく
無限に拡大を続けている
ようでもある
もちろん、その宇宙の中には
燃え尽きる寸前の
老いた巨大な星もあり
燃え尽きて、ブラックホール
或いは、超新星爆発
本やら、新聞・雑誌やら
ぞんなメディア宇宙もあり
或いは、ラジオやテレビや
もっと違ったメディア宇宙
そして、ネット宇宙
みんな重なっているけど
ネット宇宙などは
まったく新しい
別の宇宙に
生まれ変わるのだろうか
いや、所詮は
ひとあっての宇宙で
ひとが消えれば
一緒に消える
いや、ひょっとして
別の生き物の世界で
生まれ変わった宇宙になる
そんな事は、ないだろうか
おまえの思いは
超新星爆発に吹き飛ばされた
破片の小惑星になって
妄想宇宙を彷徨う