いのち、そのものかも知れない
水が、あっていのちが生まれて
でも、その生まれたいのちは
殆ど、水だったりする
おまえもね
だから、水から
いのちが、生まれるけど
本当は、まず水
水が、いのちなんだよ
流れている水
さらさら、さらさら
泥水もあるけど
さらさら、さらさら
流れて、澄んで行く
あんまり、透明だと
いのちは、住めないって
そうは、言うけど
透明な純化した水は
いのちに潜む
透明な輝き
せせらぎ
おまえは、そんな水に
ずっと、浸れていたら
どんなに、しあわせかな
そう思う時もある
そうだよね
水は、いつだって
おまえを癒してくれる
乾き切った土に
ぽつぽつと、雨滴
そんな風に、おまえを
癒してくれていた水
そんな水なのに
今のおまえは
水が、煩わしいだけ
水たまり
雨滴は、注いでいる
もういい、そう思う
びちゃびちゃ
いやと言うほど、雨水
癒してくれた水
ぐっしょりと、水
今は、煩わしいだけ
そんな時もあるな