公共放送、大好き！

　自分は、公共放送が、大好きです。ある種の人たちは、権力に支配されているメディアだ、と言いつどります。受信料を取りに来るのが、鬱陶しいらしいです。それは、自分も同じです。だから、自動引き落としに、していました。公共放送を、どうしても、あのＮ党のような人たちから、守りたいので。

　きっと、あのＮ党の人たちや、Ｎ党の支持者のような人たち、或いは、そこまでじゃなくても、受信料を払いたく無い人たちは、自分のような人間は、馬鹿にしていて、嫌いでしょうね。分かります。

　でも、自分も、その人たちのような人種は、嫌いとは言わず、決してお近づきになりたく無いですね。出来たら、勝手に騒いでいても良いから、近寄って来て欲しく無い。お互いに、せめて、生存権だけは、尊重し合いたいので。

　何か、マスク拒否派とか、自粛警察などには、両方とも、あんなタイプがいそうですね。まあ、普通に、マスク拒否派でしょうが。本当、近寄って来て欲しく無いです。

　少なくとも、自分にとっては、この連中、受信料の回収員より、百万倍は、鬱陶しいです。間に合ってますが。受信料の回収員も、ちょっと面倒臭い。でも、今は、ケーブルＴＶにしています。だから、受信料は、相変わらず、自動引き落としです。

　まあ、確かに、公共放送に、権力に対する忖度は、あるでしょう。でも、結構、民放以上の反権力の巣窟だったりするようにも、思います。

　それは、戦後日本を支配した占領軍が、戦前日本の民族主義の行き着いた果ての、全体主義的軍国主義に洗脳された大衆の有り様を、最大の脅威と感じていたからのように、思えます。

　それを、扇動していた国営放送などは、諸悪の根源と考えたのでは、と。だから、国営放送を、公共放送としたのだと思います。国民の受信料に支えられてはいますが、国家権力からは、一定の独立を担保される組織として。

　ただ、社会主義的な志向もあったとされる占領軍司令部は、単純な財閥解体などとは違う手法を、使います。占領した国家の支配者として、自らの目指す国家の有り様の理想で、占領地域の国家の民衆を、洗脳し直さなければなりません。

　それなので、民間資本などの影響を排除して、自らの思惑の影響だけは、支配的に残す。そんな公共放送と言う、メディアの有り様を、選んで、押し付けたのだと思っています。

　でも、今の自分にとっては、それは、かえって利用し易いメディアのあり方に、なっているようにも、思います。例えば、民放は、現実的には、スポンサーに支配されています。自分たちだけの利益を主張するかも知れないスポンサーに、です。

　かなり、怖い。まだ、国家の支配に晒されながらも、一定の独立を保てそうな公共放送よりも、ずっと危なく、感じてしまいます。

　保守系とされるメディアは、欧米の大資本、支配者層の意向を、無原則に垂れ流しかねない。一方、革新系とされるメディアは、世界に支配的だった欧米にとって代わり、世界を支配しようとする大陸の共産全体主義帝国などの思惑に、忖度しているようにも、感じます。こっちの方が、多分、より危険かも知れません。

　公共放送は、公正中立を、求められます。自分は、そんなものは、多分ないと思っています。だって、立場によっては、公正や、中立の有り様なんて、いくらでも変わるでしょう。だから、そんなものに、興味はありません。

　例えば、公共放送は、自主独立の担保により、かえって、反権力、反国家的な人々の関わりを、許しているようにも、思います。それが、保守政権側の苛立ちにも、なっているように思います。その思いは、自分も、同じです。自分は、反軍国主義の一方的な自虐だけの史観は、まったく受け入れません。

　戦前の我が国は、国家としての苛烈な思想弾圧が、あったことは、事実です。ただ、それでも、今の半島北部だけではなく、大陸大帝国と比べても、よっぽど、個人の権利が認められていたのでは、と思っています。今の大陸より、よっぽど、あらゆる思想表明が、出来ていたのではないか、と思います。何なら、反日しないと、袋叩きにされる半島南部よりも、ましかも知れません。

　そんな連中に、一定の理解を示す人たち、或いは、シンパと言って良い人たちも、番組制作に関われる公共放送のすべてを、支持している訳ではありません。でも、公正中立幻想によって、結果として偶発的に行き着いただけなのかも知れない中庸的な放送のあり方。右と左の混在。それを、選んで消費して行けば良い。そんな風に、自分の感覚が、シンクロしたんでしょうか。だから、自分は、公共放送が、大好きで。とことん微力ですが。一助になりたい。守りたいと、思っています。