一応、記憶辿って、同じような文章を書いてみたい。
今日は、素晴らしい春の日だった。明日からは、天気が崩れるようだが。とにかく、昨日、一昨日と比べても、風がないから、より麗かだ。リビングにいると、燦々と日が入ってくる。そこが気に入って、買った家だ。バブルのピークの少し前は、今や過疎傾向のこのど田舎にも、宅造ブームがあった。
その頃の、五百世帯ほどの、小さ目の大規模分譲地だった。一応、抽選になるほど、バブルは、膨らみかけていた。そんな状況なので、家は、右から左へ売れ始めていたから、まだ、建て売りと言いつつ、建築は、始まったばかり。しかし、抽選パンフレットを見せられて、これだと、凄く気になった家があった。その区画は、不整形なので、それぞれの敷地も、不整形。だが、角地に挟まれた一軒は、形の良い長方形。ただ、不整形な区画だから、上手く区分け出来ないので、それぞれが、かなり土地が広くて、値段は高め。自分の想定したローンより、ちょっと苦しくなる。ただ、その分、隣家とは、建つ方向も違い、それぞれが、庭も広いから、こんな分譲地としては、奇跡的に、まったく軒を接しない。このプライバシーは、マンションに住んでいた身としては、夢のようだ。そして、とにかく、道に面するのは、東南方向で、大きく開いているから、日当たりは、絶対良い筈だ。他の方向も、皆かなり隣家とは、距離があるから、一日中、日当たりは良いだろう。しかも、角地ではないから、広さほどは、値段は高くはない。良いところだらけだ。
自分は、実家が、海辺のなだらかな高台の南面の、一番前に建っていた家だったので、子どもの頃から、日当たりの良いのは、当たり前のように思っていた。しかし、独立してから、公団の高層アパートの3階から、マンションの1階と、たいして日当たりの良い場所には住めなくてなっていた。しかし、この物件なら、また、大好きな日当たりの良い居間で、ごろごろと出来るかな、と。まあ、遠くに海を臨む、何て訳にはいかないが。もちろん、現地に行っても、そう確信出来た。
この点だけは、ローンも終わった今になっても、満足している。特に、この高齢者になって、膝の人工関節手術後、働くことが厳しくなって、年金生活になってしまった今日この頃は。こんな良い日には、こうしてコタツに潜って、ソファには寄り掛かって、燦々と降ってくる陽を浴びている。目の前には、妻が丹精している庭。春の花々。このブログとか、ここ二年近く書き溜めてきている書き物とか、スマホで、のんびりと書いている。と言うより、ぽちぽちしている。字が下手で、書くことが苦手な自分には、かえって都合が良い。仕事に行く人は、出掛けて、一人。テレビは、つけっぱなし。今日は、録り溜めたビデオを、BDに焼き直して、整理もしている。でも、それだけ。
何か、このコロナ禍、働かないと食べていけない人たちには、申し訳ない生活だが。でも、自分には、今のこの引きこもり生活が、まったく苦にならない。こんな風に書き物でもしていれば、退屈しない。今時、ちょっと得な性格かな、と。一人酒を少し嗜む程度で、タバコは、昔から吸ったこともないし、ギャンブルもしない。人とつるんで、遊ぶことも、そんなに好きでは無く、今はまったくしていない。せいぜい出掛けるのは、一家の食材を、スーパーで、安く仕入れてくるくらいだ。随分、退屈な生活だなと思われてしまうかも知れないが、自分には、とっても気持ちが良い。ボケないように、気をつけなければいけないが、スマホぽちぽちで、十分ボケ防止になっている気がする。
などと思っていたら。削除、しちゃったのかよっ!どうして、そんなことになったのか良く分からないって。やっぱり、ボケ始めてるのか。何か、悔しくて。とにかく、こうして、夜更かしまでして、再現に取り組んだが。つもりだったが。書いているうちに、どんどん想いが脱線して。何か、全然似てない文章になってしまった。でも、良い。日記だから、あと少し。今日中に、投稿しないと。あっ、間に合わなかった!