やっぱり、ただことじゃないな、関西…

　もう、あざとい伏せ表示は無し。大阪、兵庫だけじゃない。京都も、やはりだいぶん増えたが。気になるのは、奈良と和歌山。大阪と隣接するこの二県、今までは、人口も少ないせいもあるだろうが、さほどのことは、無かった記憶がある。奈良は、もう京都以上に深刻。それと、和歌山。去年の初期に病院クラスターを出してしまったが、そのあとは、優等生的な感染症対策をしている県の一つとされてきた筈だ。それが、今日の数字は、明らかに、感染爆発の兆候を感じさせる数字だ。

　全国的に言っても、沖縄は、危機的。愛知を始め、中京圏にも、明らかな感染拡大の兆候が出て来た。北海道、東北も高止まりのまま。九州の中心、福岡にも、感染の拡大の兆候がある。また、長野、福井、愛媛など、地方にも蔓延を始めた気配がある。要するに、全国。

　関西の増え方を見ると、明らかに、今までとは、違う。英国株の怖さなのか。府知事は、若年層に対する感染力の高さと、重症化の速さ、率の高さを指摘していた。まったく、専門家も、当てにならない。弱毒化するって話じゃ無かったのかよ。大震災も、結局、想定外とされた。このウイルスも、想定外と言うことか。

　もちろん、これ、関西だけの話じゃない。明日の首都圏だ。現に、今日の数字は、首都と海無し県では、明らかな感染爆発の兆候が、出始めている。英国株の割合も、一気に増えて来ているようだ。去年の暮れの頃と比べても、関西の傾向を当てはめれば、この冬より、遥かに、危うさを感じる。

　都知事は、まんぼうゆらゆらを、言い始めたが、ひょっとして、五輪諦めたかな、とも思えてきた。やっぱり、池江選手の涙の表彰台など、夢のまた夢かな、と。まあ、それは、それで良いが。自分は、結構前から、五輪は、あり得ないとは、思っていたので。ただ、そうなると、聖火リレーは⁉︎あ〜あっ。酷い茶番だな。府独自の医療緊急事態宣言を、発出した府知事は、府内では、リレーは、中止だと言っていたが。もうそろそろ、全面中止かな。