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日記、日々の想い 

ひとといぬの世界の違い

我が家のいぬたちも
家の中にいる時は
テレビも見たような記憶
他のいぬがいたりすると
不思議そうだったか
それ程でもなかったか
確かにこのわんこのように
間近に、テレビを見ていたら
確かに映像として
見えているのだろう
ただ、我が家のいぬたちは
テレビをそんなに近くでは
見る事は無かった
なので、きっと音で
感じていたのかも知れない
いぬはかなりの近視で
色盲と言っていいらしい
例えば、愛犬と
見つめ合っていても
お互いの見え方は
まったく違うと言う事
おまえには、はっきりと
しろとちびが見えて
何となく、愛犬たちも
同じように見ている
そう、錯覚していたと思う
でも、愛犬たちは
きっと、おまえを
灰色で、ぼんやりと
見ていたと言う事
共感出来ているようで
お互いには
越えられない感覚の壁
違う世界にいるような
ただ、いぬたちは
聴覚と嗅覚が
人間より遥かに
優れていて
結局、世界を
立体的に捉えられている
そう言うことらしい
お互いの距離感とか
ただ、それは
その知覚の世界は
おまえの知覚の世界とは
かなり違いそうだ
結局、そう言う事か
知覚されるのが
その生き物の宇宙で
それは、みんな
ずいぶんと違う
おまえが、感じている
この宇宙も
結局、おまえの知覚の宇宙で
宇宙そのものではないよね
宇宙は、宇宙としてある
でも、生き物には
それぞれ別に
知覚の宇宙がある
そう言う事だろうか
今更だけど
今時なら
ある程度、再現出来そうか
しろとちびの宇宙を
一度、実感してみたい
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