今朝は、晴れていますが、雲は、多い。空港観測の最低気温は、6.4℃。それなりに、冷え込んだようです。ただ、今は、もう、18℃近くまで上がってきています。冷んやり感じますが、春らしい陽気なのでしょう。ただ、雲が多いせいでしょうか。気温は、これ以上は、殆ど上がらない予想です。
朝の公共放送の、データニュースを、見ていました。気象情報を、見るついでですね。一番のニュースは、ゴルフの松山選手が、世界最高のゴルフの大会、米国のマスターズトーナメントに、優勝したことでした。これは、日本人初で、大変な快挙ですね。松山選手でしか、なし得なかった快挙でしょう。しかし、その少し下に、ちょっと気になるニュースが、ありました。未知の天体が、天の川銀河に、と言うニュースです。
宇宙空間では、原子核を構成する粒子である陽子が、飛び交っていて、その中に、超高エネルギーの陽子があることが、観測されていたそうです。公共放送のデータ放送ニュースからの引用です。
ただ、そのエネルギーが、どこから得られているのか、分かっていなかった。元となる天体がある筈。その想定がされても、実証が出来なかった。60年来の謎だったそうです。そして、その謎の天体は、『ペバトロン』と、名付けられていました。
首都の名を冠する旧帝大と、中国の大学などの国際共同研究が、中国の高原に観測機器を設置されて、行われていた。超高エネルギーの陽子が、物質に衝突した時に放出されるガンマ線が、観測されたそうです。2017年からの2年間に、23回。何と、光の1,000兆倍の観測史上最高のエネルギーです。想像を、絶します。
その発生源は、天の川銀河に沿って、広く分布している。初めて、『ペバトロン』の存在が、実証されたのです。
『ペバトロン』は、天の川銀河の中にある。そして、超巨大ブラックホールか、超新星爆発の残骸か、だと想定されているそうです。その正体を、明らかにする研究が、続くそうです。
ただ、そんなことを、言われても、今、生きている自分の、今日は、変わりません。今日も、有難いことに、春らしい麗かな一日です。漠然としたウイルスの恐怖が、意識にこびり付いてきますが。この高齢者の、豊かではないけど、穏やかな一日は、そのままです。
ただ、こんな、日常を、すべて呑み込んで、宇宙の営為は、あるのは、間違い有りません。無宗教の自分には、それは、人間の手垢のついた、神とか、仏とか、そんな言葉の遥か彼方にある「なにか」を、空想させます。そんな気持ちが、きっと優秀な科学者の皆さんの気持ちを、掻き立てて、人間の日常の価値とは、隔絶した世界の探求に、向かわせているのかも知れません。
このニュースを聞いて、自分の想いも、様々に、広がって行きます。そんなことを、また別の投稿に、したいと思っています。