多分、鬱と相反する躁にも振れる双極性障害的な人格のせいだと、思う。やがて、恋愛をして、結婚をした。妻の影響で、楽しく出掛けられるようになった。多少、あちこち。
それが、子どもが、出来て。二人になって。大変だけど。そんな、家族でのお出掛けが、更に、楽しくなった。家族旅行、家族で買い物、家族でご飯。子どもの試合の応援。
ただ、子どもの思春期になると、それは、壊れた。決して、人並みの、とは言えない、子どもに引き継いだ血筋のせいか。そこから、変われなかった自分のせいなのか。お出掛けは、なくなった。
自分なりの最低限の家族の再建、修復の努力のなかで、応えてくれた妻とは、お出掛けを、またするようになった。大した金も暇もないから、彼女の大好きな美術の、その展覧会巡りを。若い時に、二人で行った映画も。多少は、舞台や、演奏会も。ついでに、二人で、ご飯も、食べた。恋人時代のように。
ただ、どんどん悪化する膝関節症か、それを邪魔し始めた。手術するしかなくなった。そのリハビリの過程で、二人のお出掛けを、再開した。演奏会から。美術展。ただ、大美術館への道のりは、まだ自分には、長過ぎたようだ。杖は、持って行った。でも、そんなものは、役に立たない。会場で、倒れ込んでしまった。焦る妻。駆けつけてくれた館員の女性。車椅子のお世話になる。一応、展覧会は、鑑賞出来た。でも、それで諦めた。これ以上、妻に、負担は掛けられない。
今は、杖など持たず、普通に買い物に、行っていたりする。多分、脚が悪いとは、気づかれないだろうな、と思っている。ただ、昔の大怪我の後遺症か、そのまた後遺症の脊椎の曲がり、椎間の狭窄が原因か。痺れが出てしまう。ある程度以上、歩けないのは、分かっている。コロナ禍もあるし、また引きこもりだ。
ただ、人見知りでも、面倒臭がりでも。お出掛けに、ワクワクする気持ちは。やっぱり、かえって、強いのかな。こうして、ブログを、サーフィンしていると。この春の、花々とか。風景とか。食べ物も。ばっかり、気になって、フォローしてしまう。
追伸 勝手に気になったそんなブログを、どんどんフォローさせて頂いて、覗かせて、頂いています。無害な、高齢者ですので、お許しください。