Casa d´ Angela

日常あれこれ。気まぐれ更新中。

あれから4年

2015-03-11 | モブログ
あの日は、外回りから帰り支店で事務処理中だった。
窓側を向き座っていた私は、向かいのビルの壁が落ちていく様子が目に入った。
大きな揺れ、ただ事ではない、そう思った。
あの光景、揺れが、いまだ脳裏に焼きついている。
そして建物の外へ出ると、大勢の人が不安そうな顔で立っていた。

本部からの指示を待ち、歩いて帰宅。
電車は動いていない。
バスは満員で乗れない。
その頃、ステロイドの副作用で杖を使って歩いていた私には、家まで辿り着けるか不安だった。
子供は、大丈夫かな?愛犬も大丈夫かな?
それだけが心配で、必死で歩いた。
交通機関なら40分の所を4時間かけて歩いて帰った。
自宅で、子供の顔を見て「怖かったね。ごめんね。頑張ったね」って抱き合って泣いたよね。
携帯も繋がらなくて、繋がったのは家に着く30分程前。

その頃からかな、病気と向き合えるようになったの。
長時間、歩けたじゃん!
頑張れば何だって出来るんだよ!って。
心の中の弱虫退治、出来た。

被災地の方々は毎日毎日、不安を抱えながら、支え合いながら生活されていらっしゃる事でしょう。
あの日を思い出し、涙する事も多々あるでしょう。
辛いですよね。
あの時の光景が目に焼きついていて恐怖が蘇ることも多々あるでしょう。

ずーっとボランティア活動も考えていますが、Dr.ストップ中で思いは募るばかり。
私には、一日も早く、素で思いっきり笑える日が来ることを祈っています。
亡くなられた方々の御冥福と、早期復興をお祈りします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。