< コース・コースタイム >
5/23(土) 曇りのち晴れ
宮の谷登山口6:43 - 9:38青空平9:44 - 10:32霧降山 - 10:57千里峰 - 11:27赤倉山12:01 - 13:27 P1238 - 13:44高塚 - 15:45赤倉山 - 16:46テン場(泊)
5/24(日) 曇り時々小雨
テン場5:04 - 5:36千石山 - 6:56シャッポ山 - 8:40 テン場(撤収と腹ごしらえ)9:20 - 10:07赤倉山 - 10:32千里峰 - 11:02霧降山 - 11:41P1222 - 12:54 P866 - 14:02宮の谷登山口
今日はやり残した赤嵓山から高塚と、行ってみたかったシャッポ山を踏みに計画したテント泊山行。
もともとは、大又からの計画だったが、崩土で通行止めなので宮の谷登山口からのスタートに計画を変更。ちょっと標高差的にはきつくなるけど、トレーニングにもなるし・・。
自宅を4時過ぎに出発、登山口はまだどんよりしているが、午後になると回復するという天気を信じて、レインコートのスボンとスパッツでヒル対策完了。
きっと今日はヒルは元気だろう(-_-;)
最初はつづら折りの分かりやすい登り、そのうち不明瞭になる。このルートは下山に何回か使っているので進む方向や状況はわかっているので、勘で行くと、ありました。やぶれた鹿よけネット。くぐる。
モノレール軌道に沿って登ると、尾根道に出る。ジキタリスの花が咲いている。
霧降山まで登りが続く。重荷が辛い~。まめに休憩をとる。
青空平からはシロヤシオがたくさん咲いていた(^O^)/
嬉しくなる。
そんな花道に励まされながら霧降山に着く。懐かしいな。池木屋山経由で歩いた思い出が甦る。
そこから千里峰、奥の平を経て赤嵓山へと進む。
台高主稜線なので明瞭だが、コースタイムの倍の時間を費やした。自分の足にがっかり。
赤嵓山山頂は展望のない狭い場所だった。随分前にここを通過しているはずだが記憶には残っていない。
少し先の広尾根にザックをデポ。これから進む高塚への尾根を見つけにGPSを見ながら山頂にもどる。尾根へはほんの少し山頂を下って石楠花の密集を避けるように回り込んでトラバースすると見えてきた。
なだらかな尾根を進むといきなりの草原が広がった。
とてもいい風景で、心が躍る。
尾根は歩きやすく心地がいい。 ここにもシロヤシオが・・。
桧塚谷高というピークから展望が広がり、以前歩いた白髭岳から高塚間の稜線が見渡せて楽しい。
そして、高塚。すぐに引き返す。
私はできるだけ、未踏の山に登ることが好きなので、何回も同じルートで同じ山にいくのは、好みではない。
敢えて行くとすればそのルートとその山がとても好きな場合か、トレーニングとして適していると思う山だから・・のどちらかだ。
デポ地から先に進む。地図上に記載されているテン場適地へはまだもう少し先と思われるが、今歩いている地点でも十分テン場適地だと思うし、疲れていたので
登山道上にテントを張る。 今日は誰もここには来ないことも確信しているし・・。
テントを設営して、スパッツを外すと、靴にヒルが2~3匹付いていた。
すばやく払い落として、荷物もさっさとテントに入れ、外でゆっくりしようと思ってたが、テント内でまったりすることにする。
西日が射して、ヒルさえいなかったら外でのんびりしたかったよ~。
早速ラジオを付けて、夕食の準備にとりかかる。 といってもレトルトカレー。
お酒は今回はチューハイ。あまり酔いがまわらず失敗かも・・。
今年はコロナの影響で多くの山小屋が営業をしないことになる。
致し方ないけど、残念だ。
未踏のアルプスは満載なので、とりあえず営業する小屋周辺の山から攻めて行こうと考えている。
長い夜を浅い眠りでやり過ごす。 お酒、足りない・・。
翌朝、千石山を踏んでから、行きたかったシャッポ山へ。朝一の足取りは何時も重い。
(あっ!起床したとき、中敷きにヒルが1匹縮こまっているのを発見、即外に放り出した~眠っているときに吸血できたのになぜしなかったのだろう??)
これが思いのほかアップダウン差があってきつい。予定時間内に戻ってこれるかな~??
ピークでの尾根別れも結構あり、昨日のルートより複雑だ。
方向確認を怠らないよう、気を付けて進む。
登り下りを繰り返しながらやっと着いたよ、シャッポ山。
何の変哲もない山頂で肩透かしを食らったが、すぐに引き返す。
登り返しもきつかった~(*_*)
テン場にもどり撤収、腹ごしらえ完了後昨日来た道を戻る。
天気予報では今日は晴れだったが、残念小雨が降っている。
今日もヒルは元気なはず・・。
靴下まで浸水した足で歩き続ける。(今回の山行でこの靴は破れてオシャカとなるし、スパッツも破れ、共に買い替える)
青空平手前で、励ましてくれたシロヤシオにお別れをいい、モノレール軌道に差し掛かる頃には銃声を聞いた。(狩りをしているのだと思う。)
こうして今回の山行は無事下山。ヒルチェックでは、靴に5~6匹、腰に巻いたカッパに1匹、スパッツに2匹・・そして運転中の私の手首に吸血中の1匹を確認。
ヒルはいないが吸血された私の足首2箇所、覚悟はしていたので驚きはしないが・・。 これで私も立派なヒル経験者だ。