




結局、暑かった日曜日。
毎度のコトながら突貫だったようです。
お話を頂いたのが、そー約1週間・・・いやっ4日ほど前。
「生年月日、教えてください」
そんな質問から始まった2009「夏の9時間耐久レース」参戦でした。

相変わらずのゲートオープンから予選開始までの時間のないこと、ないこと。
Myカーの駐車スペースを確保して
主謀者の代理でエントリー受付を済ませ
今日の基地となるピットへはじめて着いたときには
もう予選、はじまってました。
(予選走者はアミダで決まったそうです・・・すげぇ)

前夜から降り続いた雨で路面状況の悪い中
予選14位(だったかな・・・)で中盤手を確保。
画像は決勝直前です。
ちなみに今回のチームの皆さんとは
初対面の方がほとんどで
予選走者の方は、本日セントラル2回目の走行だったとか。

スタートグリッド上です。
いよいよ長丁場がはじまります。
・・・・って、ローリングスタートなのね??
(ルマン式だと思ってた)

レース内容を9時間分も書けません。
概要だけ・・・
順調に・・・と思われた今回のレースも
やはりすんなりとは行かないようです。
今日のドライバーは14名。
ワタクシは後ろから4、5番目。
時間で言うとお昼前くらいのドライビングだったんですが
乗って早々、クラッチとブレーキが終わってました。
車輌の加減速は怪しげながらもなんとかできていたので
コースアウト、接触のないよう、できる範囲でがんばったつもり・・・・です。

が、2回目の乗車で力尽きてしまいました。
しかも、マジでワタクシが最後でした。(イヤ~なくうき…)
ピットで受け取った車輌に乗り込み、いざコースイン。
運悪く(運良く??)、セーフティーカー(以下SC)が入って
コースアウト車輌の撤収作業が始まっております。
そのときのワタクシのポジションはSCの4台後ろ。
SC2週目の段階でワタクシの前車がPITIN。で、3番目です。
前情報では、クラッチはもうダメで”冷やしもって”いけばなんとか
あるいは、回転にあわせながらアクセル入れてやれば加速できる状況だと。
このSC周回中は4速、5速でクーリングを取りクラッチの状況を確認します。
ブレーキは更に「深く」までペダルが沈みます。
が、左足を入れればなんとかいけそう・・・
クラッチも・・・・・ほっほ~加速できるじゃないですか。

コース内撤収も完了しSCもピットロードへ。
コントロールラインではグリーンフラッグが振られています。
クーリング終了後の愛機は前走車のケツに貼り付けるくらいの
加速パフォーマンスを見せてくれていて、
「行けんちゃうんっ!??」。
この高揚が1コーナーの飛び込みで前走車をパスさせます。
単純に見た目だけですが2位っぽいです。ハハハ
2コーナーを出て4速へシフトアップ・・・。
・・・前情報は当たってました。
「シフトミスしたんとちゃうか」って思うほどの、”空ぶかし”状態。
ジリジリと後退していったのは、言うまでもありません。
規定周回なのか、見るに見かねてなのか定かではありませんが
チームからのサインに従いPITINします。
・・・・上の写真の状況下、「完走する」という目標を達成するため
主謀者はPIT待機を選択されました。
もちろん満場一致の意見です。
(ワタクシの後ってのが嫌~な感じでしたけど・・・)

いよいよ集大成。9時間後のチェッカーフラッグです。
みんなピットウォールで歓喜に浸る、最高の瞬間だと思います。
しんどいけど、やっぱエエもんだわ。

隣のPITだったいつも良くしていただいてるBMWのSHOPさまも無事完走。
今日は波乱尽くしの展開だったので完走できて喜びひとしおな事でしょう。
おめでとうございます。

当チームはと言いますと主謀者のイキな計らいで
今回の車輌メンテを突貫でありながらもがんばってくださった
SHOP様のメカニックの方が最終ドライバーです。
(まさしく)ヘロヘロになりながらもチェッカーフラッグを受ける様は
今日初めて会ったチーム員をひとつにまとめるのに十分なものだったでしょう。

このレースが「すばらしいな」と思うことは
細やかなクラス分けもそのひとつの要因ではないでしょうか。
不慮のマシントラブルに見舞われながらもなんとか完走できた当チームは
クラス参加1台ということもあり、必然的に「優勝」ということになります。
このクソ暑い中、9時間を走りぬくという難しさを考えれば
この「優勝」の文字の意味もまた違ってくるもんだと思います。

主催者でも主謀者でもないワタクシが言うのもなんなんですが
参加されたみなさん
お疲れっした

そして、今日のチームのみなさんも
お疲れっした。
そして
ありがとうございました。
でも、あのSHOPの社長さんって、酒入ると・・・・。

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