ありがとう

昨日間に合わなくて観れなかった映画。ポイントが溜まってたので　朝一番観てきたよ。

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私はあの地震のとき、神戸にはいなかったけど　母がいるので　ちょっとヒトゴトでは　なくて　最初観にいこうか、どうしようか　すごく迷ったの。母の住んでるマンションもひびが入り、水もガスも止まってしまい、地方にいる私の家に避難してたぐらい。

だから　それだけに　辛い映画なんじゃないかと思ってた。でもなんだか評判が良いと聞き、観にいこうと思ったの。

あの震災から　月日はだいぶ経って　記憶が薄れてきたというものの　そういえば　長田のあたりは　ずーっと燃えてて　いつまで経っても火が消えなくて。たびたび流れるニュースを観ては　まだ燃えてる・・・。って思ってたことを思い出した。

声がするのに、手が見えるのに　助けれないもどかしさ。映像を観てて　とっても悔しくて　涙がぼろぼろと・・・。ほんと実際も　そうだったんだろうね。

また、火事で何もかも無くなってしまったので、復興のためには　ちゃんと区画整理をしないといけない。　もしなんどき　こんなことがまたあったときに消防車が通れないような細い道ばかり作ってたら駄目。同じ目にあわないためにも　そうしなければならない。ほんとその通りだと思う。

なぜか車が無事で　トランクの中のゴルフバッグも無事だった奇跡。

かといって　今なんでゴルフ？って思ってしまった。恥ずかしながら　この話は　知らなかった私。　いまいちわからなかった。

でも映画を観てて　還暦に近い男が　必死にトレーニングしてる姿を観て　他の人たちも一緒に夢に向かって走ってる。みんなの希望を背負ってる感じで。

そしてやり遂げることが　みんなのはげみになったんだろうね。

ほんとの古市さんは　どうなのかわからないけど　この映画では　町のためにはがんばってるけど　家の復興のためには　なんにもしてくれなくて。奥さんが嘆くのもすごく痛いようにわかった。

挙句の果てにプロゴルファー・・・。５回ぐらい試験があって２００万近くかかるなんて。私だったら　到底無理のような。

古市さんの奥様は　偉いよね。受かった古市さんは　もちろん凄いけど　家族や廻りの人の支えがあってこそ　成し遂げることが出来たんだと思う。