幸せのちから

ポイントが溜まってたので　観てきた。実はすごく観たかったから。ネタバレ注意！

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雪の中必死で観に行った割には　ちょっとなぁ。期待しすぎちゃったのかもしれない。

ウィル・スミスは　大好きな役者さん。映画の予告でルービックキューブが出てきたのも気になってたし、実の息子と共演してるっていうのも興味あった。

たださぁ、こういう映画を観ると　パパ側よりママ側で観てしまう私。
だから余計駄目だったのかも。映画を観ながら　突っ込みたい箇所が山ほど出てきた。

まぁ、終盤になるまで悲惨な話ばっかりだし、ラストは成功するってわかってるだけになんともはや。

まず、何で医療機械のセールスマン？って思ってたら、儲かると見込んで全財産つぎ込んで大量に買い込んだらしい。

人生そんなに甘くない。セールスしないで　他で売り込んだら　安い値段なんだろうか？なんで地道にセールスしてるんだろ？って思ってた。そんな高価なものなのに　ヒッピーに預けたりして　やることは　むちゃくちゃ。
　　
それに自分の子なのに　手放しちゃうママ。なんで？　しかも観客だけしか知らない話だけど　どう考えても分が悪い。面接受かったと聞いて父親のほうに置いておくほうがいいと思ったんだろうけど　実は６ヶ月無給という事実。でもママの前では　そういう事実を黙ってる。

もし、裁判所で養育権とか争ったら　完全にパパの負けだよね？

なんだかなぁ。って思いながら観てたら　ウィル・スミス演じるクリスが　とてもいい加減に見えてきた。

すごく野心家なのは　わかるんだけど　いつも行き当たりばったり。プライドだけは　高いって感じで。嘘がうまいというか　その場逃れがうまいっていうのかな。

大したこと無いシーンなんだけど　いくら教会の順番のためとはいえ、息子が落としてしまったキャプテン・アメリカを拾う暇はあっただろうに？　バスに乗るときも平気で横入りして　自分さえ良かったらいい！っていう態度。

何かあるたびに　やたらいろんな人に文句言ってるシーンも多くてさぁ。すごく荒んでる感じだったの。

貧しいながらも　心は　とってもピュアな親子で　健気に生きてた。とか勝手に想像してただけに余計がっくりきちゃって・・・。

アメリカだとそういうのは　嘘っぽくて　流行らないのかしら。

実際のクリスはどうなのかわからないけど　映画の中のクリスは　私にとっては　あまりいい印象ではなかった。

だから　ラストも　採用おめでとう！っていうよりも　受からなかったら　どうなってたの？　そのときはそのとき。なんとかなるさ。って楽観的だったのでは？って思ってしまった。

だからせめて　親子三人水入らず。って感じで終ってほしかったかも。

わたしとしては　ママと息子に愛想つかされても　転身して成功した暁には　二人を迎えに行く！って感じが良かったけど　実話だけにそういうわけにもいかず。

パンフをじっくり読んで見ると　映画とはちょっと違うことがわかった。実際のクリスは　研修生を終えて晴れて証券マンになってから息子と再会してるみたい。しかも映画と違って1歳半！！　

おむつも取れてない息子と二人で暮らすって　大変なことだよね。しかもホームレスだし。実際は　もっとつらい生活だったんだろうなぁ。

まぁ、でも仕方ないよね。映画２時間弱で全部は語れないだろうし、映画化になった時点で　もう違うストーリーになってしまってるんだろうから。

さんざんけなしちゃったけど　あのクリストファー君には脱帽。とっても素の演技だった。パパと共演だから余計いい演技だったのかな。将来楽しみだわ。

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シウちゃん。

しんちゃん。

Qchan。