急に夏が来た、しかも猛暑。
旦那が亡くなった夏からもう2年が経つなんて。
きのうの事のようだし、まだ帰ってくるような気がする。
時が解決すると言う人がいるけれど、それは違う。記憶が薄れていく
なんて事は全くない。
私は今も、あなたを探している、この世界に。
いつも探してしまう、この世界で。
いくら猛暑とはいえ、全くの野生を失って爆睡
するきんちゃん。
仕事帰りの道、突然の花火。
祈りの花火。
希望の花火。
なかなかふつうの日常を取り戻せない。
でも、一日、一日、進んでいくしかない。思うようにならない
日常がもどかしい。
ふつうの大切さを痛感する。失ってわかる大事な物。
元には戻らないかもしれないから、今をふつうにしていかなければ
いけないのかな。
ちなみに最近のきんちゃんは、枝豆にはまっていて
ビールくださ～い！
梅雨明けてからね。
そーいえばあれどこだっけ、えーっと、捨てた？捨てたわ。
たしかあったような気がしたけど、ないよね。
2年前に３LDKから１LDKへ引っ越した時に、山のように
物を捨てた。単純に物理的に全部の物を持っては行けないという
ことで、２７年間の結婚生活でたまりにたまっていたものを捨ててきた。
今になって、確かあったような気がなんて思いに。
世の中、断捨離ブーム？かもしれないけど結構もったいなかったな。
きんちゃんは、少し捨てようか。
いやです。
物事の終わりは自分が想像していたものとは
全く違ってしまうという話の続き。
横浜に住んでから、十数年続けてきたスポーツのサークル。
体が動く限りは続けていきたいと思っていた活動、仲間は
みんな、サバサバした性格で、居心地の良い場所だった。
体を動かした後、小一時間談笑して解散。
ちょうどいい距離間のお付き合い。
でも、仕事がフルタイムに変わり、中勤があったりと不規則な
状況になり、段々足が遠のいた。そしてこのコロナの状況。
こんな終わり方ってあるんだな。想像だにしてなかったよ。
まあ、ご飯を食べていけるだけでも幸せじゃない。
そうだよね。
物事には必ず終わりというものがあるけれど、
その終わり方は、思いもよらないというか、おもいがけない
終わり方をするものなのだなあと思う。
横浜に引っ越してきてずーっと住んでいたマンション。
漠然とここが終の棲家だろうと思っていた。まあ病気になったり
自分のことが自分でできなくなったら、どこか他に移らなくてはなあ、
なんて思っていたが。
旦那とお別れして、3LDKの部屋はさすがに広すぎたし、そこここに
思い出がありすぎて、息子がそこから離れたほうがいいよと
言ったので、思い切って引っ越した。まさかこんな終わり方を
するなんて思ってもみなかったな。
まさに人生、一寸先はわからないものですね。
ところでぼくは、１０万円もらえないの。
もらえません。