今日の大分合同新聞朝刊(手前)には、首相徹底抗戦へ・・と、
“続投”に意欲を燃やしていたことが伝えられていた。
ところが夕刊(下)の記事では一転、退陣を表明したことを報じていた。
やる気をみせていた最中に約束したことはどうなるのか?
一国の首長である人の無責任辞任はこれで4人目だ。
国民の顔以上に自分の部下であるはずの幹事長の顔色ばかりを伺う人。
“恐縮ですが幹事長の職を辞していただきたい・・・”などと、辞めるときになってまで
なんでソコまで部下に気を使わなければいけないのかと思うとナサケナイ。
国民が聞く耳をもたなくなった・・などと最後の挨拶で恨めしげに述べていたが、
その原因が自らの軽さばかり目立つ発言(決断)にあることに気がつかないとは・・。
代表者である自らの発言を“あれは公約ではない”として
カンタンに約束を破るような人間の言うことをどうして信頼して聞くことができようか。
おまけに総理退陣直前になって公選法違反に問われ有罪判決を受けた小林千代美議員に対し、
“責めを負って欲しい”と述べたというが、なぜもっと早く言えなかったのか?
小林議員にすれば“アンタに言われるスジはない”の心境ではなかろうか?
自分だけ辞めるのが悔しまぎれで言ったとしか思えず重ねてナサケナイ限りだ・・。
結局、母親の資金援助に甘え、金銭的な苦労の経験もまったく知らないない政治家に
庶民の苦労など当然わかるはずもないし、それを口の軽さで繕えば済むと考える
およそ庶民感覚から乖離したおぼっちゃま総理大臣に過ぎなかっただけだった・・。
このあと民主党から新しい代表が選ばれ、総理に任命されるのだろうが、
民主党に限らず誰が選ばれようとも同じ道をたどるだけだろう。
●参考:関連する書き込みです それぞれの日記の末尾のリンクもどうぞ。
◎愚かな発言、鳩山総理大臣 2010年01月17日
◎民主党・小沢幹事長の元秘書逮捕 2010年01月15日
◎民主党圧勝について雑感 2009年08月31日
◎永田元議員。自殺というカタチの他殺 2009年01月04日
◎一番軽蔑する上司像 2007年08月31日
◎結局、誰がやっても同じ・・ 2007年08月02日
◎20:10 from Keitai Web ←ツイッターから・・
最後の最後まで勿体ぶるばかり。初めから何らの見通しも打開策も持ち合わせず、かと言って根回しらしきものもせず先延ばし。尻に火がつく最後になってあわてて沖縄に出向いたものの時間切れ・・。さしずめ外交の“一夜漬け”のお粗末さの民主党政府。
— たろすけ大分 (@tarosuke_oita) May 5, 2010
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