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趣味の釣り、バイク、写真の記事をアップしてます。面白くはないです(笑)

メモ1

2009-05-15 23:15:21 | study
 においを感じるとき体にどんなことが起こっているのか。

 人間には触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚という五感があります。前の三種類(触覚、視覚、聴覚)は「熱い」とか「まぶしい」とか「うるさい」とか物理的なものを感じる感覚です。一方、味覚や嗅覚といった感覚は化学感覚と呼ばれます。なぜ「化学」感覚なのかと言いますと、味やにおいの正体が化学物質であり、それを感じ取る感覚だからなのです。

 においを感じるとき、化学物質は鼻の粘膜にくっつきます。そして、その化学物質が持つにおいが脳に伝わってどんなにおいかを識別します。どのような順序で鼻から脳まで伝わるのかを簡単に説明すると、におい物質である化学物質が鼻の中に吸い込まれると嗅上皮にある嗅細胞と結合します。この結合によって細胞に刺激が加わりそれが電気信号となって神経細胞(ニューロン)を伝っていきます。伝っていった先には糸球体の並ぶ嗅球という場所がありそこで嗅細胞の軸索が僧帽細胞の樹状突起にシナプスし、次の神経細胞(ニューロン)を伝っていきます。その後、視床下部やその他の脳へと電気信号が伝わり、信号が処理され、においを識別します。

 アロマテラピーのように、ある物質のにおいが人間を興奮させたり沈静化したりすることがありますが、識別されたにおいによってその他の神経や細胞の働きが活性化したり抑制されたりすることによって起きます。こういった例では、フェロモンが一番わかりやすい例ではないでしょうか。フェロモンを嗅ぐとオスの蛾はメスに誘引されます。他にも、アリの行列は道標フェロモンを感じとってできます。このようにあるにおいは生物にたいしてある行動を起こすように作用するということもできます。
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