我が家のお坊ちゃま

我が家の新しい家族となったTARU(タル)の成長日記です

令和を機に?タイトル変えました(笑)

あれから2年半

2016年07月05日 | 健康
我が家のお坊ちゃま、てんかん持ちです

1才半の時、突然倒れて痙攣を起こしました。
私もとっさにてんかんだろうと思いましたが病院で先生に見て貰っての見解も
おそらくてんかんでしょう。。。との事

当時は相当ショックでしたねー
てんかんの事をネットで調べてみるとあまり良くない情報ばかりで 
この先どんどん酷くなってしまうのかと不安になり、だいぶ凹んだ記憶があります

てんかんと診断されても実際に投薬を開始するのは2度目の発作を確認してからになるので
とりあえず2度目の発作までの間隔ができるだけ開くように祈りながらの毎日。

それから3週間後。。。また痙攣発作

とうとう来てしまった2回目の発作
2ヶ月以上、間が空いてくれたらと願っていましたがたった3週間と言う短い間隔 
本来ならこの時から投薬開始なのですが、一旦投薬を開始すれば一生のお付き合いになると言う事もあって
投薬開始の決断がなかなかつかず 

もしかしたら、たまたまかもしれない。。。

次に発作を起こすまでは2ヶ月以上開くかもしれない。。。

そんな思いを言い訳にしてとりあえず3回目まで様子を見る事にしてみましたが
結局その2週間後に3回目の発作を起こし、いよいよ投薬開始


てんかんと診断されてまず処方されるのは「フェノバルビタール」ですが
これを飲んだからと言っててんかんが完治するわけではなくただ発作を抑えるだけ。
薬との相性もあるので効かない場合は他の薬と併用したり少し強い薬を使ったりして
発作の回数を減らすのが目的になります。

発作の間隔は2ヶ月に1回くらいが理想的(?)と言う話もあるのですが
お坊ちゃまはすでに1ヶ月ちょっとの間に3回発作を起こしてるのでどこまで薬が効いてくれるのか
不安な気持ちで毎日を過ごしていました。

しかし、投薬の効果は私の予想をいい形で裏切り、少ない量での投薬のまま目標だった2ヶ月も無事に経過。
その後も発作を起こす事なく半年、1年、2年と経過しとうとう先日2年半が経過しました  

まさかお薬を飲んでピタリと発作が止まるとは思っていなかったのでこれは嬉しぃ誤算です

ネットで調べてみるとてんかんの薬はほぼ一生のお付き合いと言う専門家(獣医師や研究者等)の意見が大多数です。
でも2~3年発作がおさまっている場合には少しづつ薬の量を減らしていって
最終的には投薬をやめる事が出来ると言う意見もあります(ただ、そう言う症例が少ないようです)
怖いのは薬を飲んで数か月発作がないからと言って飼い主の判断で突然薬をやめてしまう事だそうです。
突然薬をやめてしまうと重積発作(発作が長時間続く事)を誘発する危険があるらしいので
もし薬をやめる場合にも時間をかけて慎重に行う必要がある。。。らしいのです。




2年半を迎えた今
お薬をやめても大丈夫かも?と、言う気持ちと
やめる事でせっかく抑えていた発作が酷くなるかも?と、言う気持ちで揺れています(><)