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氷川きよしについて ★ by とねりこ

Kiinaの歌声を味わい尽くす♬〜14「大井追っかけ音次郎」

振り返る前はつい気軽に「箱根八里の半次郎」の次は「大井追っかけ音次郎」と考えていましたが、箱根路から大井川までの間にKiina12曲も吹きこんでいました。この先終着点の「さくら巡礼」まで、味わい尽くす旅路は長いですσ(^_^;)

 

さて満を持しての股旅演歌第2弾は2001221日に発売されました。https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/CODA-1940.html

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/12808/

 

「箱根八里の半次郎」の思いがけない大ヒットと沸騰する人気に、持ち上げてくれる人もいれば底意地悪く「一発屋」扱いする人も大勢いたことでしょう。

2曲目は「箱根」以上にヒットさせなくてはならない。Kiinaの肩にかかった期待と重圧は、22年経った今私が想像してみてもその想像を遥かに超えたものだったのだと思います。

 

改めて「大井」の歌詞を見てみると、「やっぱりね そうだろね しんどいね 未練だね」を抜かすと、ごくごくありきたりな股旅演歌です。

今だにKiinaとは直接関係ないところでも「やっぱりね そうだろね」のセリフが引用されるくらい、この部分はキャッチーな効果があったのでしょうね。

歌詞のアイデアとファンの応援と、そして何よりKiinaの実力と血の滲む努力が「どうせ一発屋」という世間の下馬評を蹴散らしたのだと思います。

 

コンサートでは必ず「箱根」とセットで歌われる「大井」は、歌い出しがいきなり高いキーで張り上げるとても難しい曲ですよね。なので、私の中ではKiinaのその時の好不調も如実に現れるバロメーター的な曲にもなっています。実際にコンサートに行くたびにハラハラ胸を痛めた時期もありました。

 

忘れもしない201531日の「め組の辰五郎」明治座公演初日。第2部のコンサート中盤で「大井追っかけ音次郎」の張りのある高音が客席中に響き渡りました。

「きよしくんの声が戻ってる!」

あの感激の瞬間を今でも鮮明に覚えています。

 

Kiinaの人気を不動のものにした大事な2曲目。それぞれの方にそれぞれの思い入れがおありでしょう。

私にとっては、あの日の明治座で聴いたものが今でも最高の「大井追っかけ音次郎」です。

 

ちなみに、この日のメモには「無法松の一生〜度胸千両入り」について、「声が出過ぎて、制御不可能な暴れ馬のよう」と書いてありました。

コメント一覧

サファイア
ゆめさん。 あ、いえいえ、結果的に私のハンドルネームを「サファイア」に向けたのは「ルビーさん」ですので、どうかお礼でしたらルビーさんに仰ってくださいませ(^^) 。
(そういえばルビーさん、最近お見かけしないような気がいたしますが、お元気でしょうか?)
ゆめ
私も初めて行ったコンサートで、この曲を聴いて
歌い出だしからキレのいい高音に
凄い!と感動したのを記憶しています。

演歌の中でも軽快な感じが大好きで
特に、やっぱりね そうだろね しんどいねー♪のところが
自分がしんどい時に、kiinaに励ましてもらってるようで
勝手解釈しては、kiinaありがとう しんどいけれど頑張る!
と、今でも自身を鼓舞しています(笑)


この場をお借りして

サファイアさん、ゆめのハンドルネーム
お気遣い頂き恐縮です。
ありがとうございます
せり
おはようございます。どうせ一発屋という声もあってkiinaのなにくそという九州魂の負けん気に火が付いたでしょうね。当時はまだファンではありませんでしたが古参ファンの皆さんの応援にも火が付いたことでしょう。箱根と同じ韻を踏んだこの曲は西さん、コンでいつも紅白で最高視聴率と紹介してましたね。kiinaもファンもスタッフも一発屋の声を蹴散らした二曲目の大ヒットはさぞうれしかったことでしょう。出だしの朗々とのびやかな歌声は最高です。
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