「大井追っかけ音次郎」のカップリング曲。オリジナルの股旅物としては3曲目になります。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/CODA-1940.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/40053/
作詞は松井先生ではなく、木下龍太郎先生でしたね。
「Kiinaが歌う曲はすべて好き」という前提を踏まえて、さらにその上に「花の渡り鳥」は大大大好きな一曲です。
ここ数年のコンサートでは「箱根」や「大井」と一緒に「花の渡り鳥」もラインナップに入れてくれていましたね。カップリング曲としては異例の厚待遇だったのは、もしやKiinaもこの曲が好きだからでしょうか。
この曲はとにかく「花吹雪」と「花時雨」がすべてのような気がします。
Kiinaが歌い終わりに見せてくれる、三度笠を前に傾けて花吹雪の中を進んでいく姿は、一幅の絵です。
もう、この歌はここだけでいい!(^O^)と思うほど、この一瞬のKiinaの笑顔は最高です。
「花時雨」は俳句の季語なんですね。
むかし高田みずえさんが歌った「花しぐれ」という曲がありました。「綺麗なタイトルだなぁ」と思ったら、松本隆さんの作詞でした。
「花吹雪」も「花時雨」も繊細で美しい言葉です。
ちなみに2番の歌詞に出てくる「追分三五郎」は、広沢虎造さんの浪曲「清水次郎長伝」に登場する次郎長の子分で、男っぷりがいいので知られていたそうですね。
木下先生、2006年に別の歌手の方にそのものズバリ「男 追分三五郎」という歌詞を提供されていました。何か先生にとって特別な思い入れが三五郎にあって「花の渡り鳥」の中にも挿入されたのでしょうか。
話は変わりますが。
ごくたまにですが、Kiinaに関することで私にご意見の同意を求められたり「○○をしてほしい」とコメント欄に寄せてこられる方がいらっしゃいます。
そもそもこのブログはそんな大層なものではありませんし、それ以前に私は自分が確信を持ったこと以外では決して行動しません。代筆も代理人もいたしません。
Kiinaの邪魔にならないところで、戻ってきてくれるのをひっそりと待つだけです。それ以上のことを私に期待しないでいただけたらありがたいです。