DISC3新曲4曲めは「近江街道」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
作曲の四方章人先生は同じスペシャルBOXに「赤城山残照」を提供してくださっていますね。「近江街道」は「赤城山」の重厚感よりは少し歌謡曲寄りのマイナー調で作られているように思います。
「近江街道」という名前の道は、歴史上にも地理的にも正確には存在しないようです。歌の主人公は京都から瀬田の唐橋と紫式部ゆかりの石山寺を経て、比良山地を望める琵琶湖の西岸を旅しているのでしょうか。
本当はそんなに厳密にルート検索をしなくても、ただぼんやりと愛する人と不本意な別れ方をして傷心の旅をしている姿を想像しながら歌を聴けばいいのですよね?
悪い癖ですσ(^_^;)
KIINA.の澄んだ高音が活かされて、琵琶湖の美しい風景が目に浮かんできます。
KIINA.は「近江の鯉太郎」という近江を舞台にしたオリジナル曲も持っていましたが、そちらは股旅ものなのでアルバムのコンセプトとは合わなかったのでしょうね。
琵琶湖周辺には、学生時代に十一面観音像のある渡岸寺へ、ここ最近では「近江の鯉太郎」に出てくる八幡堀を訪ねて近江八幡市へと、何度か足を運んでいます。
映画でも小説でも琵琶湖はいま話題のスポットになっていますね。
どちらも傷心の旅とは真逆の内容ですが。
写真は早春の比良山地だそうです。