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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆残雪の町〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬261

アルバム6曲め、オリジナル曲の最後は「残雪の町」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=tJIHv3079os

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/130720/

水木れいじ先生、杜奏太朗先生の作詞作曲コンビ作品です。コンサートでは宮崎慎二先生のドラマチックなイントロに被せて西さんのナレーションが入ります。

 

固く結んだ友情と 背中合わせの愛

数え切れない思い出も 舞い散る雪に溶けてゆく

俺はひとり身を引き旅立とう 見知らぬ遠い町へ※

 

自分と恋人同士だったはずの女性と親友がいつしか愛し合っていることに気づいた主人公が、傷心の思いを抱えながら二人には黙って遠くへ立ち去ろうと決意する曲です。

最初に聴いた時、同じようなシチュエーションの歌が頭に浮かびました。森進一さんの「さらば友よ」です。

歌詞はこちら

https://www.uta-net.com/song/6563/

 

こちらは、立ち去ってゆくのは恋人だった女性と親友です。

裏切りを許そうとは思うけれど、幸せを祈る気持ちにはまだなれない。そんな複雑な思いのままふたりを見送る主人公を阿久悠さんが見事な詞にまとめた名曲です。

 

「残雪の町」のKiinaも「さらば友よ」の森さんも、主人公の傷ついた心を絶唱にしてドラマチックに歌い上げていますね。

Kiinaは「残雪の町」を、この年の国フォのスペシャルコンサートとハロウィンコンサート、そして2019年のスペシャルコンサートでセットリストに入れていました。

西さんのイントロナレーション付きです。

Kiinaにとってもお気に入りの一曲だったのかな?と思います。

 

愛を取るか友情を取るか。

裏切られた側には「可哀想な僕」という落とし所があります。一方の裏切った側が幸せになれるかというと、愛する人を手に入れてもずっと負い目を抱えたままどこか世間を狭くして生きていくことになるのでしょう。

漱石の「それから」や「門」の主人公たちがそうだったように。

 

ところで、このアルバムインタビューが掲載された「カラオケONGAKU20129月号には、別ページで水木れいじ先生の連載エッセイが載っていました。

その中でご紹介されていた杜奏太朗先生。演歌の作曲家になられる前は「藤井宏一」というお名前のシンガーソングライターだったとのこと。

藤井宏一さんて、ウルトラマンメビウスの「believe〜あきらめないで〜」の作曲をされていましたよね?杜先生の別のお名前だったんですね。

それと、グッチさんがKiinaのために作ってくださった「わたしのふるさと」の作曲が藤井宏一さん名義でした。

杜先生の作られるメロディーが演歌でもあまり泥臭く感じられないのは、そんな経歴とも関係かあるのかもしれませんね。

コメント一覧

藪つばき
こんにちは。すっかり秋めいて、秋晴れの気持ちの良い日が多くなりましたね。家の中にいるのが勿体なくて、つい一人きりでも山の方海の方へと出て行きたくなる今日この頃です。
今日の「残雪の町」今まで何気なく聴いてましたが、恋人への想いと男の友情とをテーマにしているちょっと深刻な歌なのですね。そのせいか、とてもドラマチック性のある感じの曲のように思っていました。コンサートとかでもkiinaさんよく歌われいましたよね。私も大好きな曲です。作曲は杜奏太郎先生、kiinaさんの曲は沢山手がけられておられますね。

ところで、とねりこさんはここ数日美術館やら芝居見学やらで、芸術の秋を満喫しておられますね、ミニパネル展にも寄られてポイントでブルーレイ2枚購入、損したんだか得したんだかって言われてましたが、それは絶対損したんでしょうね((*^-^*)
チャチャチャ
こんにちは。今日は残雪の町ですね。コンサートの時は西さんのイントロは曲をぐっと持ち上げてくれます。kiinaも歌う前に西さんのイントロを聞くと気持ちが一段上に上がって行くのではないでしょうか。西さんのイントロ聴きたかったです。
Kiinaの残雪の町は子供の頃からの親友に裏切られ、主人公が身をひいて出て行く話で森さんのさらば友よは逆に友を見送る曲、kiinaの残雪の町は残雪という寒い春間近なのに自分は心が凍ったまま、二人を残して出て行く方を取った男性ですね。男らしいのかなぁ?

藤井宏一さん、あきらめないでの作曲されていましたよ。ファンクラブ限定のKIYOSIに有りました。人生号を探していた時にDVDとCDがセットで購入出来ました。
せり
おはようございます。「残雪の町」ドラマチックな歌ですよね。kiinaが複数のコンで西さんのイントロ付きで歌い上げたのもわかります。森さんの「さらば友よ」も似たシチュエーションですが女性が主人公だとまた違ってもっと綺麗になって見返してやるってなることも。ユーミンの歌にもあったような。ところで杜先生は以前はシンガーソングライターだったんでですね。メビウスの「believe」もグッチさんの「わたしのふるさと」もどちらも素敵な曲ですね。
サファイア
こんばんは。 この曲聴きましたが、私、何となく気に入りました(^^) 。 森進一さんも、似たような内容の曲を歌ってたのですね。
私は、全く曲調とかニュアンスとかが違う曲ですが、杏里さんの「悲しみがとまらない」を思い出しました。 最初の方の歌詞の ♪あなたに彼女 会わせたことを 私今も 悔やんでいる♪ ・・・「だから私の友人達は、自分の彼氏をあまり私に会わせなかったんだ」と気づきました(注・私はそんなに魅力的でも、モテもしませんでしたが(汗))。

恋愛も、いろいろあるんですね・・・。
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