セカンドフルアルバム収録9曲目は、三橋美智也さんの「哀愁列車」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-31863.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/57648/
三橋さんの澄んだ高音が存分に活かされたお若い時代の代表曲ですが、Kiinaの歌唱の方は同じ高音でも三橋さんよりもう少し音質に強さがあるような。
若いKiinaの張りのある高音は、ピアノ線よりはステンレス製のしっかりしたワイヤーロープに、「哀愁」よりは「勢い」が勝った「哀愁列車」との印象を受けます。
でも、それもまた良し!
三橋さんの「哀愁列車」とはまた別物として、Kiinaのこの「哀愁列車」は私の大のお気に入りです。
高音が心地よいだけでなくテクニックもしっかりしていて、それでいてテクニックに溺れていないので嫌味がない。なので、何度繰り返し聴いても嫌味を感じない。
Kiinaの歌唱すべてに言えることかもしれませんが。
話は変わりますが、2月16日のブログでご紹介した、札幌大学総合論叢に掲載された林辰男先生の「演歌再興:氷川きよしの出現」ですが、2月の統計でpdfのダウンロード回数が(外国を含め)755回を記録していました。