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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆群青の弦〜KIINA.の歌声を味わい尽くす♬594-②

2022年前半の勝負曲は、盲目の箏曲家宮城道雄さんをテーマに、どっしりとした王道演歌に仕上げた「群青の弦」でした。

KIINA.の歌唱はMVのフルバージョンが公開されています。↓

氷川きよし / 群青の弦(いと)【公式】 - YouTube

漆黒の背景に青の濃淡の布。紺の袴姿に髪をポニーテールにして輪郭のくっきり現れたKIINA.の白皙の面立ちだけが浮かび上がる、限りなく美しい映像です。

 

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/313688/

 

作詞は原文彦先生、作曲は岡千秋先生、編曲は丸山雅仁先生。

前年のスペシャルコンサートが初披露でしたね。

イントロの最初の尺八と琴の音を聴いた瞬間、「"好き!"の直球ど真ん中」と思いました。

 

リリース時のメディアの記事です。

氷川きよしの新曲は演歌の真髄「群青の弦(いと)」。発売に先駆けてビジュアルを初公開 - カラフル

 

曲のテーマになった宮城道雄さんについては、リリースされた時に色々書いたような気がしますので、別の視点から。

実は作曲してくださった岡千秋先生はご自分の作品をセルフカバーしたアルバムをこれまで何枚も出していらっしゃるんですね。最新のアルバムに岡先生がピアノで弾き語りする「群青の弦」も入っていました。

サブスクで解禁されているので"岡盤『群青の弦』"を聴いてみたら、これが笑っちゃうほどKIINA.のものと違うのです。

「浪速恋しぐれ」でお馴染みの、岡先生独特のダミ声で歌うど演歌。これはこれで、岡本先生にしか出せない味がありましたが。

これをデモテープで渡されて、KIINA.の声と丸山先生のアレンジで味つけされると、かくも格調高い正統派演歌に変わるのだと思うと、何だか不思議な気もしました。

 

「群青の弦」は歌詞もメロディーも、そして編曲も素晴らしいです。

冒頭から一気に曲の世界に引きずり込む高いキーでの見事なこぶし回し。宮城さんの生涯と生きざまを余すことなく描ききった原先生の歌詞。

KIINA.の歌う「群青の弦」は、歌詞とメロディーと歌声を丸山先生が格調高く額装してくださった、一幅の絵のように感じます。

 

「白雲の城」「男の絶唱」「群青の弦」

KIINA.の歌うものなら何でも好きだけれど、やっぱり私はこうした正統派演歌に一番心を打たれるようです。

コメント一覧

Wako
> とねりこ さんへ
> Wakoさんへ... への返信
大変失礼致しました。
送ってからその件ちょっと心配していました。
お手数掛けました。
とねりこ
Wakoさんへ
ご返信くださったようですが、差出人が「とねりこ」になっていました。先日も別の方のコメントで同じようなことがありましたが、どうやら「返信する」からコメントされる時にうっかりということがあるようですね。
Wakoさんに限らずですが、皆さま今一度投稿してくださる時にご自分のハンドルネームかどうかお気をつけくださいね。
せっかくのコメントがもったいないですので(^_^*)

のびゅうこさん
宮城道雄さんの生誕130年記念演奏会は私も行きました。
KIINA.のスペシャルコンサートで使われる国際フォーラム・ホールAに全国からお弟子さんが集結する盛大な会でした。
みつこ
岡先生の「群青の弦」初めて聴きました。同じ曲でも声と歌い方が違うとここまで変わるのですね。びっくりしました。岡先生の歌は盲目の箏曲師として生きた宮城道雄氏の人生に焦点を当てて歌っている、ちょっと浪花節的な歌唱に聴こえました。KIINA.の歌は、宮城道雄氏が作り上げた美しい音楽の世界の美に思いを馳せているように思います。白雲の城も男の絶唱も群青の弦もKIINA.の作り上げる歌の世界は穢れのない美の極致だと思います。こんな世界観の演歌を歌える方って居たでしょうか?思い浮かびません。これぞ氷川演歌ですね。若い方々にも外国の方々にも日本の美を感じ取ってもらえる歌唱だと思います。
とねりこ
Wakoさん、素敵なコメントをありがとうございます♡
ちっとも「ながながと」ではありませんし、長くても短くても大歓迎です!

「好き!」という言葉は、どんなに連呼しても誰にも迷惑をかけませんよね?
私はKIINA.のファンになってからどれだけ「好き」という言葉を口にしたり書いたりしたんだろうと思うことがあります。
たった二つの文字が、間違いなく人生を明るいものにしてくれました。
それだけでもKIINA.に感謝です。
Wako
初めまして!
とねりこさんのブログKIINA.の休業からずっと読ませて頂きKIINAを待つことが出来ました。コメント色々したいと思いましたが、皆さんの心あるコメントにうるうるして満足していました。
群青の弦大好きです。唄いだしの高温痺れます。これがリリース直後に喉の手術で予定されていた新BS日本のうたと、のど自慢ゲストがなくなった記憶が有ります。残念でなりませんでした。もっともっとテレビで歌って欲しかったです。
白雲の城、男の絶唱、三味線旅がらす、群青の弦、この4曲は外せませんです。
KIINA.のポップスカバーも大好きです。
知らなかったポップスもKIINA.が歌うものは全部OK 大好きです。
初めてのコメントながながとなりました。
ご免なさい🙇
これからも皆様のコメント楽しみにしています。
チャチャチャ
再度失礼します。今、岡千秋先生の(群青の弦)を聴いて見ました。
先生の群青はピアノの弾き語りでしたね。泥くささの中に苦労しての修行が見えてくるようでした。これはこれで味があって嫌いではなかったです。 が
KIINA.のあの高貴な曲に持ち上げる才能、イントロやKIINA.の才能をよく分かっている編曲、KIINA.の出来上がった曲を聴かれ岡先生喜ばれたのではないでしょうか。私の感想です。
チャチャチャ
おはようございます。「群青の弦」
この曲を初めて聴いた時に鳥肌が立ちました。MVのKIINA.の姿が幻想的でドラマを見ているようで、これ歌謡曲?KIINA.と宮城道雄さんと同調したような感じがしました。
盲目の宮城さん、目が見えない人は肌で季節を感じると言われています。花の色も香りで風の音さえ見えてしまうと言います。宮城さんは群青の色が見える時はどんな時だったのでしょう。

KIINA.の素晴らしい高音から始まるその時からドラマが始まる歌声、凛とした姿がますます引き込まれて、鳥肌が止まりません。もっと皆さんに聴いて頂きたい一曲ですよね。KIINA.の才能を再認識させらるれる「群青の弦」休養前でスケジュールに追われ、皆さんに知って貰う時間も少なかったように思います。(ファンの方意外の人にも聴いて頂きたい一曲だと思います。)
せり
おはようございます。「群青の弦」改めてMVを観てなんて素敵な歌声とビジュアルだと思いました。ポニーテールの素顔のKIINAの美しさ、格調高い歌声、素晴らしいです。「白雲の城」「男の絶唱」「群青の弦」KIINAの正統派演歌三部作、格調の高さは唯一無二だと思います。
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