「風に散る花」というタイトルは、なんだか往年の名曲「雨に咲く花」に似てるなぁというのが最初の印象でした。
聴いてみると、恋を失って流離う青年が主人公で、典型的な女唄の「雨に咲く花」とは何の繋がりもないようでしたが。
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/40738/
哀愁を帯びたトランペットのイントロから始まって、Kiinaの真っ直ぐな歌声も最後まで耳に心地よく残ります。
この年の2月から沖縄を皮切りに始まったコンサートツアーでは披露されていたのでしょうか?
2002年暮れのクリコンは、この後リリースされた「星空の秋子」にちなんで「星」がメインテーマになっていたらしく、「風に散る花」はセットリストに入っていません。
地味ながら、若いKiinaの伸びやかな歌声が生かされた佳品だと思いますので、ぜひコロムビアの氷川きよし公式YouTubeでお聴きになってみてください。