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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆名月赤城山〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬7

「股旅演歌名曲喫茶」5曲目です。

https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-30920.html

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/57617/

 

創唱者は東海林太郎さんです。

個人的に、この曲は股旅もの中の最高傑作だと思っています。名曲故にこれまで名だたる名歌手の方たちが歌ってきました。

でも、優劣とか誰が一番とかではなく、私はこの22歳のKiinaが歌った「名月赤城山」が一番好きです。

 

推測するに、レコーディングに当たってKiinaはおそらく誰のどんなストーリーは一応教えてもらったでしょうが、その国定忠次が実際にはどういう人物だったのか、どんなことをやらかした果てにここまで追いつめられたのか、よくはわかっていなかった気がします。

股旅を「弱きを助け強きをくじく勧善懲悪の世界」と思っている人ですから。

 

それだからこそKiinaの歌唱は余計な解釈をまとわないで、国定忠次という個人を超えた人間そのもののの哀しさが伝わってきます。自分の欲のために何人も殺してきた忠次の過去は、Kiinaの歌の世界には存在しないかのようです。

 

それが正しい歌い方なのかどうかは分かりません。でも、今日の「歌謡スクランブル」で東海林太郎さんの「名月赤城山」を聴いて、どんな名歌手の方の「名月赤城山」よりも、この時のKiinaの「名月赤城山」が一番東海林さんの歌唱に近いんじゃないかと感じました。

「好き」の理由を語ればそういうことになるのでしょう。

本当は理屈抜き、皮膚感覚でKiinaの素直な歌いぶりが好きなだけなのだと思います。

蒼い月の下に立つ、透明な「名月赤城山」です。

コメント一覧

せり
おはようございます。「名月赤城山」恥ずかしながらkiinaと同様に国定忠治がどんな御人か詳しくは知りませんし愛刀を掲げての「赤城の山も今宵限り~」のセリフと場面が浮かぶのがせいぜいです。名曲は多くの歌手がそれぞれの個性や解釈で歌われますが私もとねりこさん同様にkiina のが一番というのは理屈やその他もろもろを抜きにただただkiina の歌声が”好き”に尽きるのではと思っています。まさに言われるように皮膚感覚に合うで人を好きになるのと同じかなと。
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