アルバム6曲めはタイトル曲の「さすらい慕情」ですので、7曲めを。ここから前の「演歌名曲コレクション」シリーズと同様にカバー曲になります。カバー1曲めは鳥羽一郎さんの「兄弟船」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=vt2o00WiDWc
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/189644/
ファンなら誰でも知っているとおり、この曲はKiinaにとって特別な意味を持つ曲です。演歌に何の興味もなかった高校生の山田清志少年が、本間先生に渡された「兄弟船」のカセットテープを聴いて、そこに描かれた母への想い、家族愛に心を動かされ「演歌をやってみよう」と決意したという。
アルバムが靳シリーズになり、現在も活躍されている歌手の方のカバーを歌うようになった、その第一曲めに「兄弟船」を持ってきたのは、そういう特別な思いがあってのことかもしれません。
「僕が演歌歌手になる決意をした原点の曲」とKiinaも解説しています。
きっと慰問先の老人ホームでも何回、何十回と「兄弟船」を歌い、入居されているお年寄りに喜ばれたのでしょうね。
鳥羽さんの「兄弟船」は、一見無骨にも感じられる男臭さが魅力ですが、Kiinaの「兄弟船」は原曲をリスペクトしつつも端正な歌い方にKiinaらしさが表れているように思います。
「兄弟船」ではありませんでしたが、随分前の歌謡コンサートで鳥羽さんと共演した時に、鳥羽さんの歌を待機席で聴いていたKiinaが「高校生の時ずっと歌っていて…」と号泣。鳥羽さんに「泣くなよ。可愛いなぁ」と言われ、「泣いてません!」と涙を拭いたシーン。
鳥羽さんじゃなくても、誰から見ても健気で可愛かったです╰(*´︶`*)╯♡
鳥羽さんとは、その後も山川さんも含めて何度も共演していますね?