アルバム7曲めは「生まれてきたら愛すればいい」です。KIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
作詞は漫画家のヤマザキマリさん、作曲は木根尚登さんです。
「『テルマエ・ロマエ』のヤマザキさんが氷川きよしに歌詞を提供」ということで、大いに話題になりましたね。
https://natalie.mu/music/news/438383
漫画の「テルマエ・ロマエ」はコミックが出始めた頃から読んでいましたが、そのうちに作者のヤマザキマリさんの日本人離れした経歴に興味がわいて、出されたエッセイは全部読んでいました。
なので、ヤマザキさんがKIINA.のために詩を書いてくださったのはとても嬉しかったです。
人としてのスケールがとてつもなく大きいヤマザキさんですが、イタリアでの生活は決して楽しいことばかりではなく、精神的にも経済的にもギリギリまで追い詰められた日々を送った経験もお持ちです。
「生まれてきたら生きればいい」という人間の存在と人生の全てを肯定し許容する言葉は、ヤマザキさんが様々な経験をしてこられた中から産み出された人生哲学なのかなという気がします。単なる人生讃歌よりもっと深いところに根ざしているのかなと。
この詩の意味を汲み取った木根さんのバラードも素敵ですね。間奏の印象的なギターソロは野村義男さんだそうです。
「You are you」コンサート、2021年のスペシャルコンサート、2022年のスペシャルコンサートと、KIINA.は全てとてもボリューミーなプリンセスドレスでこの曲を歌いました。
女の子に生まれたら一度は着てみたいと憧れる夢のようなフワフワのドレス。
KIINA.の中で「生まれてきたら愛すればいい」という曲はドレスのイメージと繋がっているのかなと、そんなことを思いました。
ヤマザキさんとKIINA.のご縁は、確か婦人公論の編集部の方がKIINA.のコンサートにお誘いしたのがきっかけだったように記憶しています。
婦人公論さんは、デビューから全くブレることなくKIINA.への応援を貫いてくださっていますね。
東京ガーデンシアターの復活祭にもお花を贈ってくださっていました。
9月13日発売の「婦人公論」10月号にKIINA.のガーデンシアターコンサートレポートが掲載されます。