今日はNHKBS4Kで「The Covers 冬に聴きたいラブソングSP」の放送がありますね🎶
https://www.nhk.jp/p/thecovers/ts/KXRV2Q744Y/episode/te/NLNW642YVL/
Kiinaの「雪の華」は何度聴いても新鮮で衝撃的です(^O^☆♪
コロムビアのKiinaサイトから「氷川きよしベスト」のティーザー映像第3弾が公開されています。あの伝説のスペシャルコンサートから始まっていますね。
https://m.youtube.com/watch?v=ZKNMqTyr5_s
Kiinaの女唄について、私はチャチャチャさんとは少し違った見解を持ちました。
Kiinaはどんな歌でもその世界の主人公になり切れる天才です。
村田英雄さんの「無法松」も「男の土俵」も、その時々で"男の中の男"のような主人公の人格そのものに憑依して歌ってみせました。「村田英雄さんの歌が好き」というのはKiinaの本心からの言葉だったと思います。
同時にオリジナルの男唄〜「一剣」も「男花」も「男の絶唱」も、それが歌の世界である限りは決してストレスにはなっていなかったと思うのです。
もしどこかにストレスを抱えたままであったなら、あんなに聴き手の心を揺さぶる歌唱は出来ません。
でも、歌の世界の人格を歌い手本人に求められたとしたら…
Kiinaはこれまで、どんな時でも「皆さまに愛される、皆さまに望まれる氷川きよし」であろうとしました。
でも「皆さま」とはいったい誰のことだったのでしょう?
「ありのままのきよしくんでいいよ」と思っている多くのファンは、わざわざそれを声に出してKiinaに届けようとは思いません。
「演歌歌手らしくして」「男らしい振る舞いをして」。Kiinaに何かしら要求のある人だけが、その気持ちを届けようとするでしょう。
その声に応えようとするKiinaの生来の生真面目さ、誠実さがKiinaを苦しめていったのではないかと、Kiinaの本当の心の内はKiinaご本人にしか分かりませんが、私はそう思いたいのです。
男唄も女唄も、演歌を歌う時のKiinaは変幻自在にその世界の主人公になりきって私たちに届けてくれたと思います。
思うところはこの何倍もありますので、この尺では言葉足らずで正確にお伝え出来ないものになっています。