シングル「母」D・E・Fタイプのあと「ボヘミアン・ラプソディ」「キニシナイ」の配信はあったものの、10月13日のアルバム「生々流転」まで曲のリリースとしては、少し間隔が空きました。「ステイホーム」が叫ばれて、みんなが息を潜めるように不自由な生活を余儀なくされる中でも、KIINA.ははその時出来ることをしっかりと積み重ねていました。
そのひとつが「AMDアワード」の理事長賞受賞です。
詳細はこちら↓に。
2019年AMDアワード、大賞は「AI 美空ひばり」に決定!理事長賞に氷川きよし「限界突破×サバイバー」 - INTERNET Watch
そして待望の明治座特別公演「限界突破の七変化 恋之介旅日記」が8月28日に無事に幕を開けました。
明治座さんとしては3月の花形歌舞伎が中止になって以来、音楽劇「モンテクリスト伯」に続いての公演再開に、ファンにとっては、半年ぶりのKIINA.との再会となりました。
明治座公演の詳しいレポがこちら↓の記事に残っていました。
氷川きよし、七変化する恋之介を熱演&圧巻の歌声を披露 『氷川きよし特別公演』開幕レポート&舞台写真が到着 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
徹底した感染防止策を講じての公演再開、マスク着用、声出し厳禁。
それでもご家族の反対やご自身の不安から泣く泣く観覧を断念された方も多かったでしょう。これまで常に満席の会場で歓声を浴びながらコンサートやお芝居を続けてきたKIINA.がステージから眺める前後左右の席を空けた市松模様の客席はやはり切なかったでしょうね。
初日のMCでKIINA.は「新型コロナがあっても、自分たちはこれをやらないと生きていけない。絶対にやらないといけないと思って、命懸けでショーのために頑張ってきました」と涙ながらにお話ししてくれました。
実際、ポツポツ再開されつつあったコンサートや舞台が感染者が出るたびに休演となる中、KIINA.の明治座公演はひとりの感染者も出さず一度の休演もなく、9月27日の千穐楽まで無事に完走しました。
それは偶然でも奇跡でもなく、出演者、スタッフ一丸となっての徹底した感染予防と、何より座長たるKIINA.の決死の覚悟の賜物だったと思います。
こんな状況下だからこそ、エンタメを楽しめるようにと、制作の池田政之先生が前回以上に次から次へと華麗な衣装をKIINA.に着せてくださいました。若宗姿、「恋山彦」平小源太の長袴、お姫様etc.
そして池田先生が名づけてくださった「嵐恋之介」という名前は"留め名"に。以後KIINA.以外誰も「嵐恋之介」をを名乗れないのだそうです。
余談ですが、初日の第2部のコンサートが始まっての最初の私の感想。「西さん、お腹がない!(@_@)」
コンサートが軒並み中止・延期になってステイホームを余儀なくされていた期間に、西さんは毎日のウォーキングでダイエットに成功されていたんですよね。
幻のように美しいKIINA.の若衆姿。お宝です。部屋の壁の一番良い場所に飾っています。